・【私が書いた電子書籍一覧です】

・このブログのオリジナルコンテンツ一覧

・全記事タイトル一覧

私は独身時代からよく各地の露天風呂を回っていたが、混浴があるときは必ず混浴に入った。 別にエッチなことを期待したわけではない(いや少しはあるが・・) そこのひととの裸の付き合いや、反応を人間ウォッチングするのが 楽しいからである。 夕暮れ時、食事前に行くと、先客は老夫婦一組、40代位の男性4人 、 5~60代のおばさん3人だった。 私(30代前半)が入ってゆくと(湯浴み着などはつけない) 男性のがっかりした反応と、おばさんの刺すような視線が注がれた。 『いつも通りの反応だな』と思いつつ、俺は老夫婦の近くに座った。 当り障りの無い挨拶をしてしばらく景色を楽しんでいると、 男性陣が我慢の限界だったらしく「たまらん、たまらん」といって上がっていった。 おばさんたちものぼせたのか岩に腰掛け隠そうともせず手で扇いでいる。 しばらくして、脱衣所のほうで若い女性の声がした。 やはり! 私の経験上、若い女性は夕方以降に入る場合が多いようだ。 また、若い女性の場合でも非常にオープンなタイプと 羞恥心の塊みたいなタイプに分かれるようだ。 さっき上がった男性陣に同情しながらも、私は声が入ってくるのを待った。 女性はオープンなタイプの3人組だった、一人は全然隠そうともせずタオルを肩に掛けている。 それを観て老夫婦のご主人が愉快そうに笑った。 女性たちは何の躊躇も無くジャボジャボと湯に入ってきたが そのうちの一人が、私の方を見て「ギクッ」とした。 私は若い(一応)男性が居るのに気づいてビックリしたのだと思ったので 知らん顔をして景色を眺めていた。 しかし、薄暗くてわかり難いがどうもその女性はずっと私の方を気にしてるようだ。 私は多少気を悪くしたので、睨み返そうと振り向いた。 私も「ギクッ」となった。 それは娘の幼稚園の担任ではないか・・・・。 正直に言おう、私の頭の中は一気にHモードに切り替わってしまった。 なぜなら私はその先生が「好き」だったからである。    続きは後ほど・・・。(配達だ)    一番盛り上がるってところでおあずけかよ!    ごみん、配達終了デツ その先生(K先生)は上の娘が年中のとき新人で入ってきて担任の補助としてクラスに来た。 私はPTAの役員をしていたが、父兄から保育についてのクレームが出たので 先生に談判に行った。 そのときの担任はあろう事かK先生に責任を押し付けて知らん顔をしたので、 新人の彼女は泣いてしまった、私は狼狽した。 しかし、どう見てもK先生に責任は無いので、逆にフォローして担任を攻撃した。 そのときどうやらK先生に感情移入したらしい。 K先生の容姿は顔は非常に好みの分かれるところである。 ピンクレディーのケイちゃん(例えが古くて申し訳ない)をきつくした感じで もしかすると10人中半数は「不美人」というかもしれない。 しかし私のツボにはドンピシャリだった。 スタイルは背は低めで胸を除けば少年のような、余分な贅肉が一切無い、 天然のアユのような綺麗な体型だった。 K先生が、この春から下の娘の担任になったときは正直嬉しかった。 そのK先生が裸で目の前にいる。 そう考えただけで私は湯から上がれないような身体の変化をきたした。 知らん振りするかどうか悩んだが、K先生は私が気づいたのが判ると 「こんなとこでお逢いするなんて、ビックリですね」と無邪気に言ってペコリと頭を下げた。 私はドギマギして「え、えぇ・・」と答えるのがやっとだった。 横の二人が気づいてK先生にごちゃごちゃ言ってる。 「えー」「うそー」「超マズイ」?「いけいけ」とか 色々とK先生をからかっている。 私はこの場にいたたまれなくなって、必死で身体の変化を鎮めると おばさんたちが上がるのについて逃げるように出てしまった。 後ろでは、女性たちの笑い声が響いている、 なぜか私はそれが嘲笑に聞こえて、浴衣の帯を結ぶのももどかしく宿に帰った。 その温泉は所謂「外湯」で宿泊施設は数箇所ある。 せめて何処に泊まってるかくらい聞いとけば・・・。 と思ったが後の祭りだった。 食事の後ずっと考えていたが、 やはり僅かな可能性にかけてもう一度露天に行くことにした。 時間は10時を少し回っていた。そこの露天風呂は一応「風紀上」10時以降は 入浴禁止だったが、別に鍵がかかるわけではなく自由に入れた。 私は露天風呂までの道中K先生に逢わないかとキョロキョロと不審人物のように歩いた。 風呂に入っていくと人の気配がして「バシャバシャ」と慌てた様子。 よく観ると中年のカップル(夫婦には見えない)だった。 雰囲気から私が”邪魔”をしたらしく女性の方が不満そうで男性がなだめている 女性がさっさと出て行き、男性が追いかけていった。 私は独りになった。私はアルコールが全然ダメなので、温泉に入る時は スポーツ飲料を持っていく事が多い。それを飲みながら半ば諦めていた、 その時「○さん」と不意に後ろから声を掛けられた。 ビックリして振り向くとK先生が立っている(浴衣のまま) 「さっき歩いてるのが部屋から見えたので、もしかしてここかなと思って来ました」 私はその言葉を聞いて期待度がUPしたが出来るだけ平静に 「そうなんですか、さっきは驚きました。よく温泉とかには来られるんですか? さっきのはお友達?・・・」 K先生はそれには答えず「私も入っていいですか?」といった。 私はあまりの急展開に心臓が口から飛び出そうだったが、やっとの事で 「え、どうぞ、でもいいんですか・・・」といった。 K先生はすでに脱衣場にむかって歩き出していた。 しばらくしてK先生は先ほどより恥じらいを持って、 タオルを縦にして胸と下を隠して入ってきた。 でもお互いスッポンポンには違いない、さて、どうするかと思ったが そこで私の理性がささやきかけた、 『ちょっと待て!シュチエーションは最高だが相手は子供の”担任だぞ” 変に期待して行動して失敗したら取り返しがつかなくなるぞ・・・』 K先生は手を伸ばしてギリギリ”届かない”距離に座った。 私はこれを「警戒」と受け取ったのでがっかりしたが、 そうなれば今度は悪いイメージ持たれると後々厄介なので「いい人」を演じなければならない 私は出来るだけ悪心が相手に見えないように気を使った。 「さっきのは学生時代の友達なんです。温泉旅行は社会人になってから初めてですけど 学生時代にあの子達と4~5回は行きました。いつもあの子達に振り回されるんですけど なんか気が合うんですよ。○さんもよくいらっしゃるんですか?」 さっきは気がつかなかったがK先生からかなり酒の匂いがする。喋り方も少したどたどしい。 「わたしも、独身時代から趣味であちこち回りました、もっとも一人旅の貧乏旅行ですけど ところで、お友達は来ないんですか?」 私は一応確認しとこうと思った。 「あー、一人は酔いつぶれて寝てます。もう一人はなんかカッコイイ男の子が居るからって さっき出て行きました。あの子はいっつもああなんですよ~、きゃはは」 いつもは大人しいイメージのK先生だが饒舌に喋るのを聞いて 意外な一面もあるものだと変に感心してしまった。 その時新しい客が入ってきた。 暗くてハッキリしないがどうやら若いカップルらしい。 私たちの存在に気がついたようだが、かまわずに少し離れた岩陰の方に行った。 私たちは相変わらず以前行った温泉や幼稚園のことを話していたが、 しばらくして岩陰から微かに息遣いの荒さが伝わってきた。 私は正直マズイなぁ~と思った、この雰囲気に耐えられなくなったらどうしよう・・・。 K先生も黙ってしまった。 田舎の山の中の温泉、しかも夜、辺りはシンとしている。 多少離れていたが聞く気はなくてもその「声」は耳に入ってくる。 私には長く感じたが多分10分くらいでその声は山を迎えて止んだ。 それからそのカップルはぐったりした女性を男性が支えるように出て行った 沈黙-------- 「○さん」K先生が沈黙を破った。 「は、ハイ」私は間抜けな声を出した。 「あの~スミマセン、そこいあるジュース少し頂いてもいいですか? ずっと浸かってたらのぼせてしまって気分悪くなったしまって・・・」 「へ?あぁいいですよ、大丈夫ですか?」 私が差し出すと、K先生は一口口をつけた瞬間いきなり「吐きそう」と言い出した。 私は湯船にもどされるのはまずいと思って横の植え込みを指差して 「あっちで!」と叫んだがK先生は「もうだめ」といって口を抑えたので 私は咄嗟にK先生の身体を抱えて湯から引き摺りだした。 それと同時に先生は噴水を出した(食事中の人申し訳ない) 私にも多少「とばっちり」がかかったが、今はそれどころではない ゲーゲーやってる先生の背中を摩りながら、自分の口に広がる酸っぱさを 我慢するのが精一杯だった。 少ししてちょっと落ち着くと私は今の状況がとんでもないことに気づいた。 K先生はタオルさえ持ってなくて目の前に居る 私もタオルは左手に持っていたが前を隠せる状態では無く しかも右手は背中しにろ直に先生の肌に触れている。 介抱ということでなければ、無茶苦茶Hな状況ではないか・・・! やっとの事で落ち着いたのか先生はまだ肩で息をしながら顔を上げた。 涙と鼻水とゲロでグチャグチャの顔はさすがに私でも「引いた」が K先生のタオルを絞ってきて拭いてあげた。 K先生は「スミマセン、スミマセン」を連発していた。 私はK先生が大丈夫そうなのをみて湯船の縁の岩に腰掛けた。 K先生も顔を拭いながら横に座った、今度は”届かない”距離ではなかった。 「ご迷惑をかけてしまって・・・。」 K先生はタオルで口を抑えながら(ということは他は丸見え)いった。 「いえいえとんでもない、少しは収まりましたか?」 「突然でビックリしたでしょう?」 「えぇまぁ、かなり飲まれました?」 「そぉーなんですよ、酔っ払うと大胆になりますけど、まさかあんなことするなんて・・・」 「はぁ・・・・・?」 「向こうは気づいてないと思いますけど、私も緊張しました。結構激しかったですよね」 「?」話が合わない・・・・ 「もしかして××のやつ今のこと覚えて無かったりして・・・」 「えぇ!!」 何の話かと思ったら、どうやらさっきのカップルの女性はK先生の友達だったらしい 私は夕方K先生以外の顔を見る余裕も無かったが、肩にタオルを掛けていた方だそうだ。 私はさっきのゲロ騒ぎですっかり身体の「反応」が収まっていたが、 K先生の言葉でカップルの事を思い出し、急激に膨張し始めた。 『ヤバイ!』と思ったがどうしようもない、両太ももに掛けたタオルの真ん中が 見事に突き出してしまった。 「あ~」K先生はいたずらっぽくいうと、手を伸ばしてきた。 私は身を固くしたが、K先生は直接触れず、 その突起を型取るように逆U字に手を動かしながら 「コレはさっきのことで?それとも私の為ですか?」といって 覗き込むように私の眼を見つめてから眼を閉じた。 私は、今のいままで「父兄の立場」の方が「男の本能」よりも勝っていたが ここに至って聖人に徹っせられるほど悟りは開いていない。 わずかばかりの理性も飛んでいってしまい、思わず唇を重ねた。 酸っぱい匂いが鼻を突いた。 私は舌を絡ませることを躊躇したので、しばらく中学生のように唇どうしを ひっつけたままにしていた。 K先生の腕が首に巻きついてきた、力が入り唇が押しつぶされた、 と同時にK先生の舌が入ってきた、味はしなかったが息がアルコール臭い。 私はむせそうになるのを我慢しながら、このままでは「主導権」を取られる と思って、胸に手を伸ばした。 K先生の胸は体つきから観るとかなり飛び出していたが、触った感じは 内の嫁さん(Cカップ)と同じか少し小ぶりだった、 しかし「弾力」は全然違う、嫁さんの熟れた感じもそれはそれでよいのだが 力を入れると押し返されるような、若いからといって「青く」はない感触、 私はそれを楽しむように、K先生の二つのふくらみを弄んだ。 K先生は「クゥンクゥン」と犬が鼻を鳴らすような声を出した。 ピンクの小さな”ポッチ”に触れるたびにピクッピクッという反応が私の興奮を高めた。 たまらなく愛しい。 湯船の外ではもたれかかるところが無いので、一旦湯船に浸かり 改めて私はK先生の乳首を口に含んだ。 K先生は仰け反りながら私の頭を掴みぎゅうぎゅう自分の胸に押し付けるので 私は息が詰まったが、それでも舌で乳首を転がし続けた。 K先生は行動は大胆だったが、反応は初々しかった。 あまり「開発」されてないのかな?と思いつつ私は手を湯のなかに差し入れていった。 K先生の硬めだが面積の小さい茂みを掻き分け、 ピッチリと閉じている小陰唇を中指で押し開けていくと 明らかにお湯ではない粘りのあるものが指先にまとわり付いてくる。 「はぁ~ん」とK先生はため息をついて、私の後頭部に爪を立てた。 私は指を屈伸させ何度も先生のスジを縦になぞったが その「ヌメリ」はお湯で洗い流されることは無く 奥から奥からどんどん湧き出してくるようだ。 私は次にK先生の「一番敏感な部分」に触れた、 バシャ! K先生ビクッとして硬直したように腰を浮かせて身体がピン!と真直ぐになった。 おかげで私の左手首は先生の太ももに挟まれ取れなくなってしまった。 硬直が直ってから、私は人差し指と中指でクリトリスと挟みながらゆっくりと K先生の縦スジをなぞったが、 先生は眉をひそめ何かに耐えるように息を殺して俯いていた。 しばらくして、K先生は顔を上げ潤んだ瞳で私を見つめていたが 意を決したように私の手を掴み、先ほどの「岩陰」に引っ張っていった。 岩陰に身が隠れた瞬間、K先生は振り返りやおら私の充血したモノを握り ぎこちなくシゴキ出した。 私は30を過ぎていたが、今までの状況から直ぐにでも限界が来そうだったので K先生の背中をドンとついて手をつかせ、バックからいきなりK先生を貫いた。 「ウグ!」K先生はうめき声をあげた、 私もそのキツサに驚いた、充分に濡れていたが最後まで入れるのにかなりの抵抗を感じた。 まさか処女ではないだろうが、名器なのかと思える締具合だ。 あまりのキツサに私はとしてはあまり具合良くはなかったが、却って長持ちした。 K先生は最初苦しそうだったが、段々とよくなったのか息遣いが荒くなってきた。 今度は湯船の縁に腰掛けさせ後手に身体を支えてM字開脚させてから突いた。 K先生は「ふん、ふん、ふん」と鼻を鳴らしていたが、 聞き取れるかどうかというくらい小さな声で 「キモチイイデス・・」 というと突然私にしがみついてきて、押し殺した声で 「クゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」 と一声泣いてぐったりした。 私は「生」だったので外出しするつもりだったのだが、 しがみつかれて抜けず K先生の「ナカ」でしかも十代のときのように大量に放出してしまった。 (幸い妊娠はしなかったが) キ~モチヨカッターーー! K先生から出てくる私の体液を洗いながら、ふと気づくと人の気配がする。 恐る恐る岩陰から様子を伺うと、 二人の人影がお湯に浸かりながらこちらに聞き耳を立てているようだ。 私たちは急に恥ずかしくなって出ようと思ったがお互いタオルを向こうに置き忘れている。 取りに返るわけにもいかず、私たちはダッシュで脱衣場に走った。 横目で見るとどうやら最初の中年カップルのようだった。 その後私たちは、私の部屋に戻り再びもつれ合った、 K先生が部屋を出たのは明け方4時を回っていた。 話を聞くとK先生は高校時代に喪失した一回きりで その後チャンスが無かったらしい。 友達との旅行はセカンドバージンを捨てる為だったようだが、 いつも××さんに先取りされて上手くいかなかったようだ。 私は栄えある「お相手」に選ばれたのだが、 それ以降当然のことながらK先生との関係は無い。 娘が卒園してからお逢いしてないし、その翌年には結婚されたようだ。 最後まで聞いてくれて感謝!

「そう言えば、また謙也に言われたよ。いおりとデートさせてくれって」
私は、食事中に妻のいおりにそんな話をした。
『え? 謙也さん、また言ったの? ホント、物好きね』
いおりは、優しく微笑みながら言う。ベビーベッドの中の息子が寝たので、そんな会話を始めた。大学の時からの付き合いの謙也はなぜかいおりのことをすごく気に入っていて、私に会うたびにデートさせろと言ってくる。
冗談だとは思うけど、あまりに毎回のように言ってくるので、本気なのかな? と思ったりもする。そもそも謙也はルックスも性格も良く、女に困ったことはないと思う。わざわざ友人の嫁にちょっかいを出す必要もないはずだ。
・【私が書いた電子書籍一覧です】

いおりは、今年32歳になった。2歳の息子がいるとは思えないくらいに可愛らしい感じの女性だ。身長は160cmで、体重はわからないが痩せ型だ。夫の私から見たらとても可愛らしくて性格も良い女性だが、飛び抜けてイイ女かというとそこまでではないかもしれない。

「でも、こんなにいつも言ってくるから、一回くらいはデートしてあげる?」
私は、当然冗談のつもりで言った。それなのに、いおりは黙ってしまった。真剣に考えているような顔だ。
『別に、謙也さんのことはキライじゃないけど……。なんか気恥ずかしいよ』
いおりは、少し考えた後にそんな風に答えた。私は、一気に緊張がほどけてホッとした。まさか、デートすると答えるつもりだろうか? そんな事を考えてドキドキしていた。私は、冗談で言ったんだよと伝えた。
『なんだ、そうなの? 真剣に考えちゃったじゃない』
いおりは、恥ずかしそうに言う。私は、なんとなく話を続ける。
「デートしたかった?」
そんな風に聞くと、いおりは少し慌てた感じで、
『そんな事ないわよ。あるわけないでしょ』
と答えた。私は、なんとなくドキドキしながらいおりと会話を続ける。
「でも、興味はあるんじゃないの?」
しつこく食い下がる私に、
『まぁ興味くらいはあるけど。でも、パパもイヤでしょ? そんなことしたら』
と、私に話をすり替えてくる。私は、別にイヤではないと言った。実際にはイヤだと思うが、話の成り行き上そういう風に言ってみただけだ。
『そうなの? どうして? 浮気しちゃうかもよ』
いおりは、少し驚いたような顔で話を続ける。私は、揚げ足を取るように、
「浮気してみたいの?」
と聞く。
『そ、そんな事あるわけないでしょ!』
少しムキになったように答えるいおり。考えてみれば、いおりが浮気をすることなんて考えたこともなかった。そういうタイプではないし、私自身もいおりに愛されている自覚もあった。

「想像くらいはしたことないの?」
私は、しつこく食い下がる。自分でも、どうしてこんなにムキになっているのかよくわからない。
『それは……少しは……。でも、想像だけだよ』
いおりは、かなり動揺している。私も動揺してしまった。そんな事を想像したことがあるなんて、考えてもみなかった。

いおりは、恥ずかしそうにキッチンの方に移動する。そして、コーヒーを入れてプリンを持ってきてくれた。話はすっかりと変わり、息子のことや週末の予定の話になった。私は、なんとなくはぐらかされたなと思いながら、プリンを食べていた。

付き合いの長い夫婦でも、意外と知らないことはあるんだなと思った。いおりが謙也とのデートを想像したことがあるなんて、少しも知らなかった。それは、どの程度の想像だったのだろう? ただデートしただけ? それとも、最後までしてしまった? 
いおりの想像の中の話なのに、なぜか私は嫉妬してしまっている。そんな事ばかりを想像する私は、なぜか興奮するようになっていった。

そんなある日、また謙也と昼食を一緒に食べた。職場が近いせいで、どちらからともなく誘う感じだ。大学の時の他の仲間とは年に1~2回会えば良い方なので、謙也とは本当に頻繁に会っている感じだ。どちらかと言えば正反対な性格の二人なので、意外に馬が合うのかもしれない。

「考えてくれた? いおりちゃんとのデート」
こんにちはの挨拶のように毎回そんな事を言ってくる彼。でも、今日は私の方がいつもと違うリアクションをしてみた。良いよと返事をすると、
「え? 良いの? マジで?」
と、キョトンとした顔で聞いてくる彼。本当に驚いているような感じだ。私は、いおりも喜んでいると伝えた。
「本当に? え? デートしたいって言ってくれてるって事?」
謙也は、驚きながらも嬉しそうな雰囲気だ。私は、話を続ける。前から興味があったと言う事も少し大げさに言ってみた。
「へぇ、嬉しいな。そう言うの、興味ないのかと思ってたよ」
謙也は本当に嬉しそうだ。そして、どこでデートしようかとか、いつが良いだろうかなどと話を続ける。そんな中で、
「オマエは、どう思ってるの? やっぱり、嫌な気持ち?」
謙也が、少し冷静になったような感じで質問をしてくる。私は、正直に気持ちを話した。嫌な気持ちも感じるが、嫉妬と興奮も感じると。

「そっか、寝取られ性癖があるんだ」
謙也は、妙に納得した顔で言う。私がポカンとしていると、
「今、多いんだってな。嫁さん他の男に抱かせてオナニーしちゃう旦那」
と言い始めた。私は、デートと言ってもそういうデートじゃないとすぐに否定をした。
「あ、そうなの? いい歳した大人がデートって言ったら、当然そう言うことなのかと思ったよ。逆に、どんなデートを考えてるの?」
謙也にそんな事を言われて、私は戸惑ってしまった。正直に言って、ホテルでセックスをする二人を想像していた。でも、さすがにそれは言えず、一緒に食事をしたりドライブしたり遊園地に行ったりと、ごく一般的なイメージのデートを言ってみた。

「学生みたいなヤツね」
謙也は、笑顔で言う。
「でも、オマエはそう言うので良いの? 寝取られ性癖なんだろ?」
そんな風に言う謙也。私は、違うと否定した。
「でも、興奮するんだろ? じゃあ、普通のデートしてみるよ。その後で、またオマエの気持ちを聞くことにするよ」
謙也は、妙に自信たっぷりの顔で言った。そして、週末にいおりとドライブデートをするという約束をして彼とは別れた。

一人になった私は、猛烈にドキドキしていた。まさか、本当にこんな事になるなんて……。いざ約束はしたものの、本当に良かったのかと考え始めてしまった。でも、そんな風に考えながらも、いおりが謙也とセックスをしている光景を想像してしまっている。見たくもないような光景のはずなのに、想像するだけで驚くほどドキドキしてしまう。

自宅に戻ると、いつものようにいおりと息子が出迎えてくれる。息子は、最近本当に言葉が上達していている。パパおかえりと言われるだけで、顔がほころんでしまう。

そして、食事をしているといつものように息子が寝始めた。そのタイミングで、私は謙也と約束をしたことを告げた。
『え? 約束?』
いおりは、キョトンとした顔で私を見つめる。私は、デートのことだよと告げた。
『本気だったの? いつ?』
驚いた顔で聞いてくるいおりに、私は週末だと告げる。
『急だね。でも、パパはどう思ってるの?』
いおりが真剣な顔で聞いてくる。私は、いおりが他の男性とデートすることに興味があると話した。
『どうして? 私なら、そんなのイヤだな』
いおりは、理解出来ないという感じになっている。私は、いおりのことが好きだから、いおりのすべてを知りたいと説明した。
『でも、そんなの知らなくても良いことじゃないの?』
いおりは、やっぱり理解出来ないという顔のままだ。苦し紛れに私は、寝取られ性癖かもしれないと告げた。
『ねとられせいへき? なにそれ?』
いおりは、その言葉にピンときていないみたいだ。男性の私は、AVや漫画で寝取られジャンルがあるのはよく知っている。でも、好き好んで見ようと思ったことはなかった。自分が寝取られ性癖だなんて、思ってもいなかったからだ。私は、自分の知っている限りの説明をした。

『そういうの、寝取られ性癖って言うんだね。そういう人がいるのは知ってたよ。ヤキモチ焼きって事でしょ?』
いおりは、意外にすんなりそんな風に言う。そして、
『パパも、そうなの? 私が他の人と……そういうの見たいの?』
と、感情がわかりづらい顔で言う。私も、そこまでは思っていないと告げた。
『そうなんだ……。どうする? 本当にデートした方が良いの?』
いおりは、困惑している。それがはっきりわかる顔になっている。私は、いおりがイヤじゃなかったらと言った。
『うん……イヤではないよ。謙也さん、面白いし。でも、それでパパが私のこと嫌いになったらイヤだな……』
いおりは、色々と考えた感じで言う。私は、イヤになるはずがないと告げた。ただ、どんなデートだったのかは聞かせて欲しいと言った。

『わかった。じゃあ、デートしてくるね。本当に、私のこと嫌いになったらダメだからね』
いおりは、念を押すように言う。私は、もちろんだと言った。

そして、週末までの数日間、私はドキドキしっぱなしだった。いおりも、最初は緊張しているような感じはあったが、週末が近づくにつれてなんとなく機嫌が良いように見えてきた。私は、そんないおりの様子を見てすでに嫉妬心が膨らんでしまっていた。

『じゃあ、行ってくるね。たーくんのご飯とか、よろしくね。夕ご飯までには帰れると思うから』
そう言って、いおりは家を出て行った。外には迎えに来た謙也がいる。でも、私はなんとなく顔を合わせづらくて家を出なかった。

いつもよりもメイクの時間も長かった気がするし、服も可愛らしいのを着ていった。いおりが他の男とデートをするためにオシャレをするのは、私に強い嫉妬心を抱かせる。

息子と二人きり。あまりないパターンだ。私は、いおりのことがすごく気になりながらも息子と遊び続けた。無邪気に笑う息子。たどたどしく話しかけてくる息子。私は、自分が何をやっているのだろうと自己嫌悪のような気持ちになる。息子が大好きなママを、他の男とのデートに行かせている……。そんな事は、とても言えない。

そして、夕方になると言葉通りにいおりは帰ってきた。
『ただいま。ゴメンね、大変だった?』
笑顔で言う彼女。私は、そんな事はなかったよと告げながら、そっちはどうだった? と聞く。楽しそうに帰ってきたいおりを見ただけで、嫉妬で胸が痛いくらいだ。
『うん。楽しかったよ。恵那峡ランドに行って来た。お客さん、全然いなくてビックリしちゃった。つぶれちゃうかもね』

【続きは出典元から】

・FC2BlogRankingでこの続きを探す
・オリジナルの体験談一覧(姉妹ブログも含む)
関連記事
・仲良しのお隣夫婦と、1日パートナーを入れ替えてみた4
・年上の妻が隠していたのは、元彼との思い出のオモチャだった4
・借金を返すために、妻がサブスクを始めた8
・気弱な僕と、妻をオモチャにする強気な部長2
・パートに出た妻が、裏アカ男のせいで綺麗になった(kindle)
・官能小説の表紙モデルをする妻の堕ちた楽園3
・私しか知らなかった妻が、誰とでも寝る淫牝に堕ちた3



新作出版です

本を書きました

新刊です

本を書きました

本を書きました

本を書きました

ハード系です

カテゴリ

kindle 電子書籍出版情報

電子書籍出しました




ハード系です

新作です

新作です

新刊です

新刊です

バッドエンド



プロフィール

管理人:萌え体験好き
オリジナルの体験談は、転載する時には必ず本文の最後にリンクをつけて下さい。

検索フォーム

マガブロ

月刊マガブロ価格:¥ 220

紹介文:ここだけのオリジナルストーリーです。

寝取られ系のモノが多くなります。
淡い恋心を抱いていた幼馴染みとの話や、幼馴染みが他の男に抱かれてしまう話、友達の恋人との切ない話等々です。

また、このマガブロは、1ヶ月課金のタイプです。
1度お支払いいただければ、購入した月のマガブロは全て読めます。


月が変わっても、購入した月のマガブロはいつでも読むことが出来ます。

購読していただいた方の情報は、名前、メルアド、IPアドレスも含めて、私には一切通知されません。

ご購入は、クレジットカード以外でも可能です。
電子マネー、銀行振り込み、ペイジー、コンビニ払いなどが選択できます。

筆者マガブロ一覧
http://hmoeta.com/blog-entry-5355.html

マガブロ記事一覧

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
アダルト
62位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
官能小説
4位
アクセスランキングを見る>>

リンク元ランキング