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友人に借金の相談をしたら、嫁を貸し出すことになってしまったー完ー(オリジナル 転載禁止).

前回の話

 純子は、潤んだような目で剛史を見つめている。剛史も、慈しむような顔で純子を見つめながらゆっくりと腰を動かしている。
 二人がいつもしているような、激しいセックスではない。ゆっくりと、お互いの気持ちを確かめ合っているような優しいセックスをしている。
「今日は、アイツとはしないの?」
 剛史が、少し悲しそうな顔で聞く。こんな俺に嫉妬する必要もないと思うが、剛史は俺に嫉妬しているみたいだ。そして、この動画は恐らく昨日の動画だ。昨日、俺は純子とセックスをしていない……。


「しないよ。だって、わからなくなっちゃうもん。あと少しして、安全な日になってからする……」
「えっ? でも、矛盾しちゃうんじゃない? 妊娠した月数とかが合わなくなるでしょ?」
「フフ、そんなのわからないよ。けんちゃん、私が髪切っても気がつかないんだよ。1週間や2週間狂ってても、気がつかない……」
 純子は、悲しそうに言う。俺は、その通りだなと思ってしまった。純子がいることが当たり前になっていて、少しの変化にもまったく気がつけなくなっていた……それは、言い訳だ。昔から、俺はそんな細かい変化に気がつくようなタイプではなかった。
 それだけ、純子のことをちゃんと見ていなかったのだと思う。今さら反省しても遅いが、色々やり直したいと思ってしまう。

「そっか……じゃあ、俺も本気で純子を妊娠させるよ」
 剛史は、本気の顔で言う。俺に見せるビデオを撮っていながらこんな事を言うのは、宣戦布告と変わらないと思う。
「うん。愛してる。私のこと、剛史ので妊娠させて」
 純子は、真っ直ぐに彼を見つめながら言う。今朝の俺に対する態度……いつも通りだった。裏でこんな事をしているなんて、少しもわからなかった。

「純子、愛してる」
 剛史はそう言ってキスをし、腰の動きを早めていく。純子は、剛史に抱きつきながら夢中で舌を絡めている。剛史のことを求めている……深く繋がりたいと思っているのが伝わってくるような動きだ。
 俺としているときに、純子はこんな風になっていただろうか? 考えてみたら、ろくに見ていなかったように思う。自分が射精することばかりを気にかけて、純子を感じさせようとか、イカせてやるとか、ほとんど考えずに自分勝手なセックスに終始していたと思う。

「剛史、もうイキそう。剛史のが子宮に当たるたびに、幸せが溢れてくる……愛してるが止まらなくなる」
 純子は、信じられないことを言う。いくらなんでも、剛史にハマりすぎだ。元はと言えば、借金のカタに純子を抱いたような男のはずだ。
 純子は、剛史のことしか見えないという顔で彼を見つめている。剛史も、本気の顔で純子を見つめながら、
「愛してる。アイツよりも、絶対に純子を幸せに出来ると思ってる」
 と言った。剛史は、本気で俺から純子を奪うつもりなんだと思う。そして、純子もそれを望んでいるように見える……。

「……ありがとう。でも……」
 純子は、少し表情が曇った。さすがに、俺への気持ちが完全に消えているわけではないのだと思う。剛史は、無言でキスをしながら腰を振り続けた。

 純子は、うめき声をあげながら剛史に抱きついている。キスも、かなり激しい。こんなに感情をこめたセックスをしていたら、気持ちが通い合うのも無理もないと思う。
 それにしても、本当に純子は可愛いと思う。こうやって映像で見ていても、非の打ち所がない美人だと思う。どうして俺なんかと結婚したのか、いまだに謎だ。

「剛史、入っちゃいそうだよ。剛史の子宮の中まで入ってきそう……」
 純子は、とろけた顔で言う。さすがにそんなことはあり得ないと思うが、剛史の太くて長いペニスは、ずっと子宮口に当たりっぱなしなのだと思う。
 痛いだけ……大きくても痛いだけ。そんな言葉を真に受けていた。子宮口に当たっても、女性は痛いだけで気持ちよくない……そんな話を信じていた。
「大丈夫? 痛くない?」
 剛史は、純子に言われて心配そうに声をかける。腰の動きも緩めた。
「大丈夫。痛くないよ。もっとして欲しい。本当に子宮の中に入れて、そのまま中に出して欲しい」
「わかった。なるべく奥で出すから。純子もいっぱい感じて。その方が、もっと子宮降りてくるはずだよ」
剛史はそんな風に言いながら腰を動かす。身体を起こして、ペニスがGスポットに直撃するように角度を付けているみたいだ。
「うぅっ、あっ、そこ気持ちいいっ。剛史、もっと、愛してる。ああっ、あっ、あぁ〜〜ッ、イクっ、イクぅっ」
 純子は、乱れに乱れて叫ぶ。そして、剛史の乳首にむしゃぶりつくようにして舐め始めた。身体を必死で持ち上げ、剛史の乳首を舐め続ける純子……剛史も、気持ちよさそうな顔をしている。

「凄いよ、固い。固くなってきた。剛史の、カチカチだよ。ねぇ、イッて。出して。妊娠したいっ」
 純子は、我を忘れたように叫ぶ。もう、俺は身を引くべきなのかな? と思った。
「純子、イクよ。愛してるっ」
 そして、剛史はキスをしながら射精を始めた。両腕両脚を剛史に絡めながらうめく純子……長い時間キスが続く。

「中に入ってくる感じあったよ……いつもと全然違った」
 純子は、うっとりとした顔で言う。本当に幸せそうで、気持ちよさそうな顔だ。
「純子、今日がダメでも絶対に妊娠させるからね」
 剛史は力強く言う。心の底からの言葉みたいだ。
「うん。絶対に妊娠させてね」
 純子は、イタズラっぽく微笑んだ……。

 俺は、グッタリとしてしまった。しばらくボーッとしたあと、帰宅した。
「あれ? 早かったね! お疲れ様〜」
 純子は、キョトンとした顔で出迎えてくれた。確かに、今日は少し早めの帰宅だ。あんな動画を見て、気持ちが萎えてしまったこともある。
 純子は、洗濯物の取り込み中だった。俺は、ソファに座りながら、純子のことを観察していた。今日は、剛史と会っていたのだろうか? ダメ押しの子作りをしていたのだろうか?

 純子は、いつも通りの部屋着に、薄いメイクしかしていない。浮気をしたような気配はないように見える。そして、食事時、今日は子作りをしないのかと聞いた。
「うん、今日はしないよ。5日後くらいにしよ。排卵日前後だから」
 純子は、よどみなく言う。これは、どっちだろう? 俺にウソをついているのか、アイツにウソをついているか? 純子は、まったく動揺もなく言った。

 そして、実際に5日後にセックスをした。動画で確認すると、結局あれから2回も剛史とセックスをしていた。二人は、愛情のこもったセックスを繰り広げていた……。

「あぁっ、けんちゃんの固いよ」
 挿入すると、純子は控えめな声で言った。声は小さいが、気持ちよさそうで嬉しそうな顔に見える。俺は、すぐに腰を振り始めた。
 生の膣肉の感触は、本当に気持ちいい。絡みついてくるようで、一気に射精感が高まる。俺は、少しでも感じさせたくて、剛史と同じように身体を起こして角度を付けて純子の生膣を責めた。

「気持ちいいっ。けんちゃん、そこ気持ちいいよ」
 純子は、本当に気持ちよさそうな声をあげる。いつになく、感じてくれているように思えた。そのまま腰を振り、クリトリスを触ったりもしてみた。
「うぅぅっ、あっ、アンッ、気持ちいい。けんちゃん、すごく気持ちいい。もっとして……愛してる」
 純子は、とろけたような顔で言う。ちゃんと責めれば、俺の粗末なペニスでもこんなに感じてくれる……そう思うと、今まであまりにおざなりだったなと思ってしまう。

 射精しそうなのを堪えながら腰を振り続けた。すると、純子が動画のように乳首にむしゃぶりついてきた。窮屈そうに身体を曲げながら、夢中で舐めてくれる。
 強い快感に、一気に余裕がなくなっていく。本当に気持ちよくてたまらない。でも、同じ事をアイツにもしていると思うと、敗北感がもたげてくる。

「けんちゃん、イッてっ。中に出してっ! 妊娠させてっ!」
 純子は、叫んだ。俺は、夢中で腰を振りながらキスをした。すぐに絡みついてくる小さな舌。堪えきれずに射精を始めてしまった……。
 あまりに早い射精に、恥ずかしい気持ちが湧く。でも、純子は幸せそうに抱きついてきて、
「けんちゃん、凄かったよ。気持ちよかった。赤ちゃん出来てると良いね」
 と言った。俺は、ゾクッとしてしまった。すでにアイツので妊娠していたら、俺の種で孕むという可能性はゼロだ。そして、今この瞬間も、純子の体内でアイツの種が育とうとしている……そう思うと、強い嫉妬を感じてしまう。

 そして、日々が過ぎた。あのクラウドストレージには、動画が増えた。俺は、どうしようかなと思いながら、結局個室ビデオ店に寄った。
 剛史は、淡々と動画をアップロードしてくれている。でも、もう何ヶ月もアイツとコンタクトを取っていない。
 剛史は、なにを考えているのだろう? 本気で純子を奪うつもり? イヤな考えばかりが増えていく。

 動画は、部屋に入るなりキスをする二人を映している。
「今度こそ、妊娠させてね」
 純子は、そんな事を言いながら剛史の服を脱がせていく。
「わかったよ。でも、そんなに簡単にできるものじゃないでしょ? 焦らずに行こうよ」
 剛史は、落ち着いた口調で言う。このやりとりを見て、ホッとした。妊娠はしていなかったことがわかった。いくら排卵日前後とは言え、そんなに簡単に受精はしないみたいだ。

 純子は、キスをしながら服を脱いでいく。そして、二人はキスをしながらお互いの性器を愛撫し始めた。とにかく、ずっとキスをしていたい……そんな態度だ。そして、そそり立つペニスをしごく純子の顔は、すでにとろけてしまっている。
 剛史は、純子の秘部をまさぐりながらキスを続けている。まだ、純子が部屋に入って5分も経っていないと思う。

「ンッ、ンフゥ、ンフゥッ」
 キスをしながらうめく純子。すでに指を膣中に入れられ、かなり激しく責められている。剛史は、純子の感じるポイントを完全に把握しているようだ。
「もうダメ、イッちゃう。来て。剛史、愛してる」

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