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友人に借金の相談をしたら、嫁を貸し出すことになってしまった6(オリジナル 転載禁止).

前回の話

 俺がいつも通りに会社で働いている間、二人は遊園地でデートをして、アイツの家に寄った……。まったく予想もしていなかった状況だ。
 少なくても、デートの約束をした時点で、剛史は連絡をくれると思っていた。まさかの事後報告だ。画面の中では、二人が夢中でキスをしている。

 俺は、慌てて動画を止めた。そして、周りを見回した。もうかなり遅い時間なので、社内にも人はまばらだ。いつもなら、俺も帰る時間帯だ。
 俺は、逃げるように会社を出ると、行きつけのネットカフェに滑り込んだ。そして、個室ブースでノートパソコンで動画を見始めた。


 純子は、発情したような顔のまま、
「剛史に、中に出してもらいたい」
 と言っている。剛史は、
「嬉しいよ。でも、さすがに中は……安全な日なの?」
 と、口ごもる。
「大丈夫な日だよ。だから……剛史に出してもらいたい。剛史のオンナだってマーキングしてもらいたいの」
 純子は、恥ずかしそうに言う。でも、言っていることはメチャクチャだ。今日の朝も、純子はいつも通りだった。なにかおかしな所はなかったし、隠し事をしている気配もなかった。

「わかった」
 剛史は、覚悟を決めたように言う。すると、純子は嬉しそうに彼のズボンを脱がせ始めた。
「フフ、やっぱり大っきいね」
 純子は、無邪気に嬉しそうだ。そそり立った彼のペニスは、やっぱり立派だ。雄としての敗北を感じてしまう。純子は、少しの躊躇もなくくわえてしまった。
「あっ、まだシャワー浴びてないよ」
 慌てる剛史。
「へーき。剛史のなら、全然平気」
 そう言って、イヤらしく舐め続ける。舌が絡みつき、見ているだけで嫉妬が燃え上がるのを感じる。こんなにも一生懸命にするなんて、やっぱり感情的なものもかなり入っているんだなと思う。
 そもそも、今回のこのセックスは、俺の借金とは無関係の話だ。ただの浮気……。

 純子は、一日遊園地で遊んできた剛史のペニスを、愛おしそうにフェラチオし続けている。汗とかで汚れているはずなのに、気にもしていない。
「本当に素敵だよ……くわえてるだけで、イキそうになっちゃう」
 純子は、すでにスイッチが入ったような表情になっている。剛史とのセックスを、心から望んでいるようだ。俺は、危機感ばかりが強くなり、脚も震えそうだ。
 どうしてこんな事をさせたのだろう? デートなんてダメだと言えば良かったのに……。剛史は、優しく純子の頭を撫でている。もう、すっかりと彼氏気取りだ。
 純子は、かなり奥までくわえている。でも、剛史のペニスは全部は入らない。さすがに長すぎるようだ。それでも純子は、必死になって飲み込もうとしている。

 剛史のペニスが根元近くまでは行っていくと、純子は涙目になった。目が潤んで、今にも落涙しそうになっている。でも、純子はさらに奥までくわえようとあがく。
 剛史は、無理しないでと声をかける。その顔は、快感に弛緩しているような感じもする。こんなに必死でフェラチオしてもらったら、男としては最高の気分だと思う。

「やっぱり、全部は無理だね。ホント、大っきい。けんちゃんのなら、楽に全部くわえられるんだよ」
 純子は、馬鹿にしているような感じではないが、比較するようなことを言う。悔しい……でも、事実なので仕方ない。
「そんなに気に入った? 大っきいの好き?」
「うん。好きになった。こんなに違うなんて、想像もしてなかったよ」
 純子は、恥ずかしそうに言う。
「好きなのは、チンポだけ?」
「違うよ。最初はそうだったけど、今は違う。気がつくと、剛史のことばっかり考えてるよ」
 純子は、すっかりと恋する女の子の顔になっている。俺は、純子がここまでハマるとは思っていなかった。あまりに、見込みが甘かった。

「交代するよ」
 そう言って、剛史は純子の服を脱がせ始めた。
「明るいよ……暗くして」
 恥ずかしそうに言う純子。剛史は、リモコンを操作して部屋を暗くした。見えなくなるかな? と思ったが、ナイトビジョンに切り替わった。
 白黒映像みたいになり、目だけが光っている感じになってちょっと不気味な感じはする。でも、ディティールまではっきり見えることに驚いてしまう。

 二人は、そのままベッドに移動した。そして、剛史は優しく純子をベッドに寝かせて服を脱がせ始めた。純子は、潤んだような目で彼を見つめている。愛する人を見つめるような目だ。
 剛史は、脱がせながらも何度もキスをする。純子も、嬉しそうにキスをしている。そして、全裸になった純子を、剛史は責め始めた。
 優しく乳首を舐めると、純子はすぐに声を漏らす。俺が見ているときとは違って、声を我慢しようという気持ちはないようだ。
「あっ、ンッ、アンッ、気持ちいい。剛史、乳首も気持ちいいよ。乳首でこんなに気持ちいいの、初めて……」
 純子は、気持ちよさそうにあえぐ。剛史は、乳首を舐めたり指で弾くようにしながら責め続ける。まさか、純子のガチの浮気を見ることになるとは思っていなかった。
 俺の借金のカタに、仕方なく抱かれる……それとは、まったく違う状況だ。今さら後悔の念が強くなるが、この動画は当然過去の出来事だ。今さらどうしようもない……。

「今までで初めて?」
「うん。こんなの初めて」
 そんな会話をする二人。剛史は、俺が見る動画を撮っているのにそんな会話をしている。なにを考えているのだろう?

「ねぇ、もう入れて欲しい。我慢出来ないもん……」
 純子は、可愛らしくおねだりをする。でも、剛史はそのまま素早く動いて純子のアソコを舐め始めた。
「あぁっ! ダメっ! 汚いっ! シャワー浴びさせてっ!」
 大慌てで身をよじる純子。でも、剛史は何も言わずに強引に舐め続ける。純子は、しばらく身をよじったりしていたが、結局あえぎ始めた。
 剛史は、指でクリトリスの辺りを触りながら舐めている。たぶん、包皮を剥いているようだ。
「あっ、ンッ、ダメぇ、気持ちいい。剛史、気持ちいいっ」
 純子は、声を震わせながらあえぐ。こんなに気持ちよさそうにあえぐ姿を見せつけられると、本当に純子を失うのではないかと不安になる。

 純子との毎日は、本当に幸せな日々だった。美しい純子……でも、すごく可愛らしくて性格も良い。ちょっと天然な部分はあるが、毎日楽しくて飽きない。
 それなのに、俺はギャンブルの借金を純子に身体で払わせてしまった。今さら反省しても遅いが、申し訳ない気持ちが大きくなる。

 ずっとあえぎ続ける純子……声を抑えるつもりもないみたいだ。俺とセックスをしているときでも、こんなにあえがない。まだ前戯の段階なのに、凄く気持ちよさそうだ。
「イッちゃうっ、剛史、イクっ、イクっ、うぅっ!」
 純子は、悲鳴のような声を上げながら果てた。本当に、あっさりとイカされてしまった。
「敏感だね。そんなに気持ちよかった?」
「うん。凄く……剛史、来て……愛してる」
 純子は、愛していると言い始めた。もう、浮気ではなく本気にしか見えない。
「俺もだよ。純子、愛してる。……このまま入れるからね」
 剛史は、真剣な口調だ。まさか、本当に生でしてしまうのだろうか? 純子は、確かにそう言っていた。でも、剛史は俺のことを考えて実行しないと思っていた。

「来て。そのまま来て欲しい。本当に愛してる。ずっと、剛史のことばかり考えてるよ」
 純子は、想いを込めて言う。もう、二人のことをは止められないのではないか? そんな絶望を感じる。俺は、何がしたくてこんな事をしているのだろう? 動画まで撮らせて、何がしたいんだろう? 自分でも、わからなくなってきた。

 剛史は、純子に覆い被さってペニスを押しつける。純子は、何も言わずに彼を見つめている。絡み合う視線……そのまま剛史は腰を押し込み始めた。
「うぅあぁ、剛史……入ってきたよ。あぁ、違う……全然違う。生だとこんなに違うんだね」
 純子は、感動しているような口ぶりだ。そして、二人はキスを始めた。剛史の腰も、ゆっくりと動き始めた。純子は、強く抱きつく。剛史に抱きつきながら、夢中でキスをしている。

 こんなに生々しいセックスを見せられるなんて、あまりにも衝撃的だ。

「気持ちいい。剛史、もっと激しくして。奥までメチャクチャにして」
 純子は、声が震えている。剛史は、腰の動きを加速していく。徐々に、肉がぶつかるような音も響き始めた。
「純子、気持ちいいよ。全然違う。生だと、気持ちよすぎてもうイキそう」
 剛史は、すでに余裕のない声になってきている。
「良いよ。イッて。中に出して」
 純子は、声をうわずらせながら言う。本当に短期間で、恋に落ちてしまったなと思う。でも、剛史とのセックスがそんなにも気持ちいいのなら、身体につられて心も堕ちてしまうんだろうなと思う。

「本当に良いの? 妊娠しても良いの?」
 剛史は、少し迷いが見える。無理もないと思う。
「良いのっ! ……妊娠したい。剛史の赤ちゃん欲しいよ……」
 純子は、悩みながらもそう言う。本当に、心からそう思っているような声だ。
「そんなに好きになったの? 俺のこと……」
 剛史は、少し自信がなさそうだ。確かに、あまりにも短期間で関係が深くなりすぎている気がする。
「好きだよ……。剛史なら、私のこと他人に抱かせたりしないでしょ?」
 純子は、そんな事を言う。やっぱり、イヤだったんだなと思った。当然だと思う。剛史のことが好きとか嫌いとかではなく、俺が純子をものみたいに扱ったことがイヤだったんだと思う……。

「もちろんだよ。誰にも触らせない」
 剛史は、きっぱりと言い切った。純子は、嬉しそうな顔になりながら、
「愛してる。……妊娠させてください」
 と、感情を込めて言う。でも、俺はこの状況なのに、今のタイミングで妊娠しても、俺の子ということになるのではないか? 確か、そんな法律があったはずだ……と、思ってしまった。

 剛史は、嬉しそうにキスをしながら腰を振る。純子はともかく、剛史は俺に対して宣戦布告しているのと変わらない気がする。
 俺が見るのを知った上で、こんなセックスをしている……もしかしたら、俺があまりにも平和ボケしているだけなのかもしれない……。


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