これはパスしとこかなと思っていた俺は、腰が抜けるほど驚いちまった。
映っている女が同級生だった。
まさかと思って良く見たが間違いない!
奈緒子だ!
奈緒子はちょっと可愛い女で、特に男に人気がある奴だけど、ちょっと生意気な奴で、男を見下した態度をとる事があって、実は俺もいいなぁと思っていたんだが、夏休み前に、教室でちょいエロい雑誌見てたら、「志水君(俺)ってやらしいなー。家で見なよそんなもん」とデカい声で指摘されて、おまけに他の女子にまで言いふらされて、俺は『エロガキ君』にさせられちまった。
それはそうと、見づらいエロビも、知ってる奴が出てるとこんなに興奮するもんかと思ったよ。
きっと他のAVなんかも、女優を知ってる奴が見たらかなり興奮するんだろうな、なんて思いながら見てた。
新学期になって、なんとか奈緒子をいじめてやろうと思っていたんだが、なかなか2人になるチャンスがなくて、2週間が過ぎちまった頃の放課後、ようやく2人になるチャンスがあった。
最初は他愛のない話をしていたんだが(なんか言い出せなかった)、だんだんエロい話になっていって・・・。
俺「前見てた雑誌、そんなにやらしいもんじゃないぜ、女だって見るだろ!」
奈緒子「見ないよ、そんなの。一緒にしないでよ」
俺「じゃあ、オナニーもしたことないのか?」
奈緒子「信じらんない!よくそういうこと言えるね」
俺「答えになってないよ、どうなんだよ?」
奈緒子「したことないよ、そんなことばっかり考えてると、大学落ちるよ」
俺「そんなこと言ってていいのかなぁ~、俺、お前の秘密知ってるんだぜ」
奈緒子「何よ、秘密って!」
俺「今日、俺んち寄れよ、教えてやるから。今日俺一人だし」
奈緒子「わ~危ない。そんなキケンなところ行けないよ~。恵子と一緒なら行ってもいいけど」
俺「1人の方がいいと思うよ、恥かくのお前の方だよ」
何のことか分からないなりに不安がよぎったようだった。
奈緒子の表情が一瞬曇って、考えている表情になった。
俺はこのチャンスを逃さないように言った。
俺「俺1人って言ったって周りは住宅だらけの所だぜ。変なこと出来るわけないじゃん」
奈緒子は少し考えていたようだが、「変な事したら承知しないからね!」と冗談ぽく言って、俺の家に来ることになった。
家に着くと、俺は奈緒子にコーヒーを淹れてやって、それから色々なことを話した。
話してる内に、そんなに生意気でもないかなぁ~なんて思い初めて、DVDのことを話すの躊躇ったんだが、話がなんとなくそっちの方に流れてしまった。
奈緒子のせいだ。
奈緒子「意外と綺麗にしてるじゃない。男の子の部屋って、もっと散らかってるかと思った」
俺「そう、俺って結構綺麗好きなんだよ」
奈緒子「この間みたいな本はどこに隠してあるの?」
俺「隠してないって、それよりもっといいもの一緒に見よう」
奈緒子「なに?」
俺「DVD」
そう言いながら、DVDのパッケージを見せる。
奈緒子「なによ、変態!そんなもん一人で見てよ」
俺「この中に奈緒子の秘密があるんだよ。見ないと後悔するよ」
それからいくらかのやりとりがあって、絶対奈緒子に手を触れないと約束した上で、一緒にDVDを見ることになった。
俺「女だってオナニーしてるじゃん」
まだ奈緒子は登場前だから、奈緒子もちょっと余裕あり・・。
奈緒子「他の子の事なんか知らないよ」
しばらくして奈緒子登場。
奈緒子「・・・」
ずっと表情見てたんだが、顔色が変わるのが分かった。
俺「この子、なかなかいいでしょ」
奈緒子「・・・」
俺「したことない割りに、慣れた手つきじゃない?」
奈緒子「・・・」
奈緒子「これ、志水君が撮ったの?」
俺「まさか、偶然手に入れたの。これ、お前だよな」
奈緒子はまた無言になった。
俺「違うかな?他の奴にも見てもらって、鑑定してもらおうかな?」
奈緒子「やめて!絶対やめて!」
奈緒子の顔が真剣だった。
クラスの他の男子とDVDを見られることを想像したのだろう。
俺「これ、お前だよな」
奈緒子は頷いた。
俺「オナニーしたことないって言ってたよな」
奈緒子「もう止めてよ」
俺「止めてもいいけど、実演してくれない?」
奈緒子「いや」
俺「じゃあ、みんなとこれ見て楽しもうかな」
奈緒子「どうすれば許してくれるの?」
俺「嘘をついた罰。俺の質問に正直に答えた後、実演」
奈緒子は、激しく何かを考えている風だった。
奈緒子「言うこと聞いたら、絶対誰にも言わない?」
俺「言わない」
奈緒子「分かった、言う通りにする」
俺「まず質問、この映像どこ?」
奈緒子「分からない、◯◯デパートだと思うけど」
俺「そんなに思い当たる場所あるの?」
俺は意地悪く、聞いてみる。
奈緒子「そうじゃなくて、覚えてないの」
奈緒子の声はずいぶん小さくなっていた。
俺「初めてじゃないよな?」
奈緒子「・・・」
俺「質問に答えないと、鑑賞会だよ」
奈緒子は小さく頷く。
俺「ちゃんと答えろよ」
奈緒子「初めてじゃない」
奈緒子は相当答えたくなさそうだったが、他の奴にまで見られることを思うと逆らえないようだった。
俺「どの位してるの?」
奈緒子「たまーに」
俺「たまーに、わざわざ、公共の施設でまでしてか?」
奈緒子「本当よ、もう許して」
俺「手つきが慣れてるよ、嘘ついても分かるんだぞ、正直に言えよ」
奈緒子「・・・」
俺「まあ、いいや。じゃあ、実演して見せてよ」
奈緒子「お願い、他の事なら言うこと聞くから、それはなしにして、無理、絶対無理」
もう、いつもの奈緒子の強気な態度はなかった。
俺「じゃあ鑑賞会するよ。お前、噂になるよ。明日からスターだね」
俺は調子に乗って、そんなことを言った。
奈緒子は一瞬怒ったような表情を見せたが、すぐに気弱な表情に戻ると、思い切ったように始めた。
俺も実際はこんな風になるなんて思ってなかった。
エロビではオナニーなんていくらでも氾濫してるわけだが、同級生のとなると、しかもクラスで一番可愛い女のオナニーとなると、なんだか目の前の光景が信じられない位だった。
奈緒子はスカートの上から股間を触っている。
俺「胸は触らないの?」
俺が言うと、ブラウスの上から胸を揉み始めた。
俺「スカート捲れよ、見えないよ」
奈緒子はスカートを捲ると、パンツの上から股間をなぞり始めた。
手つきがぎこちない。
映像の方がずっとリズミカルだ。
ちなみに、映像では立ってスカートを少し捲って、その中に手が入ってる感じ。
実際パンツは見えない。
今は座ったままだ。
俺「もっと本気でしろよ、DVDと全然違うじゃん」
奈緒子は少し指に力を入れて股間をなぞり始めた。
俺「週にどの位するの?」
奈緒子は少し戸惑ったような表情になりながら答えた。
奈緒子「1回くらい」
俺「どこで?」
奈緒子「自分の部屋」
俺「あの映像の時はたまたまなの?」
奈緒子「自分の部屋じゃないところは2回しか・・・」
俺「なんか使ってしたことある?」
奈緒子「ない」
俺「指だけ?」
奈緒子「ウン」
そんな会話を続けているうちに奈緒子の息遣いが激しくなってきた。
見ていると、奈緒子のパンツが割れ目に沿って濡れているのが分かった。
初めは一本の線みたいに濡れたところの生地の色が変わって見えた。
ちなみにパンツの色は薄いブルーだった。
見ていると染みがだんだん広がっていって楕円のような形になった。
手を抜くと俺が本気でしろと言うし、奈緒子は本気でするのを見られたくないので、奈緒子もどうしていいか分からなくなっていたと思う。
俺も興奮で、自分でも何を言っているのか分からなくなってきていた。
ただ、毎日顔を合わせる同級生が目の前でオナニーしているということが、頭の中でぐるぐる回っていたような気がする。
俺「奈緒子、濡れてきたみたいだな、染みができてるよ」
奈緒子「・・・」
俺「自分でも分かる?濡れてるの」
奈緒子は「ウン」と頷くと、こらえていたものが一気に噴出すように、瞳から涙を溢れさせた。
俺はパンツも脱がそうと思っていたんだが、その涙を見たらそれ以上言えなくなってしまった。
俺が奈緒子を抱き締めると奈緒子もしがみついてきた。
そしてしばらく俺の胸の中で泣いていた。
俺がキスすると奈緒子は拒否せず応えてきた。
結局そこまでで終わってしまい、奈緒子とHするわけでもなく、マンコを見るわけでもなく終わったのだが、今までで一番興奮した瞬間だった。
それから奈緒子と俺の関係はかなり変わった。
まず、奈緒子が生意気な口をきかなくなった。
でも今まで通りの態度でいようと決めているらしく、傍目にはそう映っていたと思う。
でも視線が合うと気弱そうに目を逸らしたりしてた。
それから俺が友達とエロい話してると、心配そうな顔して見てたりして・・・。
そんな日々の中、奈緒子が話し掛けてきた。
奈緒子「志水君、約束、守ってくれてる?」
俺「うん、守ってるよ、どうして?」
奈緒子「うん」
俺「何だよ、なんか疑わしいと思ってんの?」
奈緒子「そういう訳じゃないけど」
俺「はっきり言えよ」
奈緒子は少しの間躊躇った後、言った。
奈緒子「新井君がね、なんか・・・、まあ、いい」
なんかすっきりしない会話で終わっちまった。
新井がなんだってんだろう?
俺とも結構仲がいいんだが・・・。
もしかしたら、新井もあれ、見たのかな?
俺はそんなことを考えながら、気になるので新井のことに注意を向けていた。
それで気づいたんだが、新井はやけに奈緒子の方を見てるんだよなぁ~。
なんでかな?本当にあれ見たんだろうか?
そんな偶然があるんかな?
気になって俺は新井に話かけた。
俺「なあ、この頃お前、奈緒子の事、気になってねぇ」
新井「うん。なんか気になるな、やっぱり一番可愛いだろ、クラスで・・」
あっさり言うなぁ~。
俺、感心したよ。
俺だったら、こんなはっきり言えないょ~。
確かにヘタレなのかもなぁ~。
なんかきっかけが出来たせいか、新井は奈緒子の事を色々話し出した。
何だよ、結局、奈緒子の話をしたくて、その話し相手にされちまったわけか。
俺にもこういうところがあれば、もっと人生楽に生きられんのかなぁ~。
はっきり言ってクラスの奴は、みんな多少は奈緒子のこと気になってると思う。
スペック的にはすごくスタイルいいし(胸が大きいわけじゃないよ、普通ぐらいだと思う、巨乳好きの人、スマン)、顔もかなりいい方だしね。
気が強いところがあって、大人しい奴だとちょっと話づらいと感じるかも知れんが、間違いなく男子で人気投票したら1番だろうな。
しばらくして、奈緒子が話し掛けてきた。
奈緒子「この間、新井君と話してたでしょう。何話してたの?」
俺「あのことは話してないよ。なんか新井、お前のこと好きみたいだよ。だから気になるみたい。お前、新井のことどう思ってんの?」
奈緒子「考えたことないから分かんない。それより、お願いがあるんだけど」
俺「何?」
奈緒子「この間のDVD返してくれない?」
あのDVDはまだ俺の手元にある。
なんか冴えないDVDだと思っていたんだが、今ではお宝。
俺「返してって、あれ、元々俺のだし・・」
奈緒子「じゃあ、売ってくれない」
俺「売らない。でも、条件次第ではお前にあげる」
奈緒子「条件って、何?」
俺「もう一度、実演。そうしたらDVDあげる」
奈緒子は少し考える顔になり、やがて、「分かった」と返事した。
前回は泣かれたことでパニクってしまって、結局オマンコも見てないんだよなぁ~。
画像でも映ってないし・・・。
結局、オナニーしている事しか分からない、中途半端な代物ではある。
俺は両親の留守な日を選んで、奈緒子を誘った。
家に向かう途中、奈緒子は緊張した顔をしてついて来た。
家に着くと、逸る気持ちを抑えつつ、奈緒子にコーヒーを淹れてやる。
カップを手のひらで覆うようにしながら奈緒子が言った。
奈緒子「志水君もするでしょう?」
俺「何のこと」
奈緒子「志水君も、男の子だし・・・」
俺はオナニーのことを言ってるんだと気が付いたが、わざと惚けた。
俺「何のことだよ?」
奈緒子「・・・一人で・・・エッチな事」
俺「男の子じゃなくたってするよ、一人でエッチなこと」
奈緒子はその言葉に、ちょっと戸惑った様子を見せたが、何か思い切ったように言ってきた。
奈緒子「女の子にしてもらいたくない?」
どうやら、俗に言う手コキをしてくれるつもりなのか?
思わぬ展開に混乱しながらも俺は答えた。
俺「条件は何?」
奈緒子「DVDが欲しい」
俺「だから、DVDは実演してくれたらあげるって言ったじゃん」
奈緒子「だから、実演の変わりに・・・」
思いがけない展開になった。
迷った、迷ったよ。
でもオマンコの見えない、と言うか、パンツもろくに見えないDVDを見ている俺としては、どうしても見たい。
生のオマンコが。
俺は奈緒子の申し出を拒否して、奈緒子に実演させることにした。
学校から直接だったから奈緒子も制服のまま。
俺「まず、脱いで下着だけになれよ」
奈緒子「じゃあ、カーテン閉めて」
レースのカーテンは閉まっていて、外から見える心配はなかったんだが・・・。
厚いカーテンを閉めて欲しいということらしい。
俺「カーテン閉めたら、真っ暗になっちゃうよ。その場合は電気つけるからな」
そう言いながら電気をつけるとカーテンを閉めた。
奈緒子「一番小さい電気にしてよ」
俺「だめだよ、これでDVDともお別れなんだし」
奈緒子は俺に促されて、下着だけの姿になった。
俺「ブラも外して」
奈緒子がゆっくりした動作でそれに従う。
思ったとおり、巨乳ではなかったけど形のいいおっぱいだった。
さすがにスタイルいいなぁ~。
俺は改めて奈緒子のスタイルのよさに関心した。
俺「始めて」
奈緒子「ねぇ、本当にこれが最後だよね?」
俺「約束は守るよ」
奈緒子「それから、絶対、変な事しないでね。したら私、訴えるからね」
俺「分かったから、始めろよ」
奈緒子は壁にもたれかかったまま胸を触り始めた。
手のひらでオッパイ全体を押さえつけるような触り方だ。
しばらくそんな状況が続いた。
俺「下も触れよ」
奈緒子は渋々という感じで、股間に指を触れた。
どう見ても、見られていることを意識した遠慮がちな触り方。
それがしばらく続いた。
女をその気にさせるには、エッチな事を言わせればいいんだ。
俺はエロビで培った知識を総動員して判断した。
俺「奈緒子、今、どこ触ってるの?」
奈緒子「・・・」
俺はしつこく、奈緒子にエッチな四文字を言わそうとしていた。
奈緒子「オマンコ」
やっと小さな声で奈緒子の口から言わせようよしていた四文字が出た。
体勢がきつそうだったので横にさせると、さらにその言葉を言わせ続けた。
慣れてきたのか、一種の催眠状態なのか、奈緒子は最初より大きな声で『オマンコ』と言えるようになってきた。
それと同時に指の動きも滑らかになってきた。
今日の奈緒子のパンツは薄いピンクだったが、気が付くと染みで1本線が出来ている。
俺はエロビデオの監督にでもなった気分で、「気持ちいいだろ、どこが気持ちいい?」なんて事を言ってたと思うんだが、実際のところ興奮していたんではっきり覚えてない。
そのうち、染みが一気に広がって丸い楕円になった。
薄いピンクの生地が、そこだけ濃いピンクに見える。
俺「パンツも脱いじゃえよ」
奈緒子は一瞬、体を固くしたように見えたが、俺が耳元で「パンツがびしょびしょだよ、脱いじゃえよ」ともう一度言うと、諦めたようにパンツを脱いだ。
奈緒子の毛は、すごく薄かった。
エロビで見る女優の方が濃いんじゃないかと思える。
ただ、足を閉じていてオマンコは見えない。
またさっきの続きから、俺は奈緒子にエッチな言葉を話しかけながら、オナニーを続けさせて、かなり本気になってきたと思ったので片足を持って足を開かせた。
毛の薄い奈緒子のアソコは、なんとなく幼いような感じがした。
見ていると、アソコから一筋、愛液がお尻の方に流れている。
初めて生で見るマンコに俺は興奮していた。
頭の中で、『奈緒子のマンコ、奈緒子のマンコ』とぐるぐる言葉が回っていた。
そのうち奈緒子が、「いや~。いや~」と言い出した。
それからちょっと腰を浮かせぎみにすると、「見ないで」と一言いって、イッたようだった。
イク時は、どんな女も『イクー』と言うもんだと思っていたから、なんとなく“あれ?”と言う感じだった。
イッた後、奈緒子はしばらくうつ伏せになっていた。
華奢な肩が震えていたけど、泣いているのか、呼吸が乱れているのか、俺には判らなかった。
その後、やっと頭がはっきりしてきたのか、奈緒子は起き上がって服を着始めた。
俺「コーヒー淹れようか?」
奈緒子「冷たいものがあったら、その方がいい」
俺はキッチンでコーラーを注いで俺の部屋に運び、奈緒子に渡した。
俺「そうだ、これ、渡しとく」
俺はDVDを奈緒子に渡した。
奈緒子「約束、守ってくれたね」
俺「当たり前じゃん、俺そんなに悪人じゃないよ」
奈緒子「DVDのことだけじゃなくて、私、無理やりエッチされるんじゃないかと思って怖かった」
俺「そんなこと」
奈緒子「ねぇ、私とエッチしたい?」
俺「えっ。いいの?」
奈緒子「無理やりじゃなきゃ、いいよ」
思いがけない展開になって奈緒子と結ばれたわけだが、その時のことは書きたくない。
エロビ見て、そこそこ出来ると思ってたんだが・・・。
俺「何で、エッチしようと思った?興奮してたの?」
奈緒子「違うよ。でも、優しかったんで、安心した」
俺「どうしてエッチしてもいいって思ったんだよ?」
奈緒子「何期待してる?『私、志水君の事がずっと好きだったの』な~んて言うと思った?」
俺「・・・」
奈緒子「わかんないよ自分でも。でも一方的にあんなとこ見られて、なんかこのまんまじゃって思ったかな」
俺「ごめん」
奈緒子「ごめんじゃ済まないよ!志水君、私の前でしてって言われたら出来る?」
俺は返す言葉がなくて黙っていた。
奈緒子は俺の顔を覗きこんで、もう一度、「出来る?」と聞いた。
俺「出来ないかも」
奈緒子「それを、女の子の私がさせられたんだよ。私、相当傷付いた」
俺「ごめん」
奈緒子「さっきから、ごめんばっかり。ちょっと可愛いところもあるね。したことは憎らしいけど」
俺は相当困った顔してたと思う。
なんかいつの間にか形勢逆転って感じ。
奈緒子「これから、ず~と優しくしてくれたら、許すかも」
俺「付き合ってくれるの?」
奈緒子「付き合わなきゃ、優しく出来ないでしょ」
俺「うん」
奈緒子「私、わがまま言うよ、きっと」
俺「いいよ」
奈緒子「じゃあ、とりあえずDVD渡して」
俺は奈緒子にテーブルに置いたDVDを渡そうとした。
奈緒子「やっぱり、志水君、壊しちゃって」
俺「うん」
俺はDVDを二つに折って、ゴミ箱に捨てた。
奈緒子「これからはエッチなDVDなんか見ないでね。変な本も禁止。他の女の子の裸に興味持っちゃダメ!私、結構嫉妬深いかも・・・」
俺「何でも言うこときくよ」
奈緒子「そうだよね。すご~く傷付けたんだから。エッチなビデオに出るような女の子ばっかりじゃないんだからね」
俺は、そう言う奈緒子の華奢な体を思わず抱き締めた。
変な始まり方だけど、これからいい関係になれたらいいと・・・。
全てこれからだと思いながら・・・。
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