2022/09/28
友人に借金の相談をしたら、嫁を貸し出すことになってしまった2(オリジナル 転載禁止)
前回の話翌日、剛史は本当に50万円を持ってきた。
「マジで悪かったな……。本当にありがとう。純子ちゃんにも謝っておいてくれる?」
剛史は、罪悪感が大きいみたいだ。俺は、わかったと言って50万を受け取った。正直、この時点では俺の罪悪感は薄くなっていた。
それこそ、昨日の夜は純子に謝りっぱなしだった。でも、一晩経つと不思議なほどスッキリした気持ちになっていて、借金がなくなることの喜びの方が遙かに上回っていた。
カードローンを振り込みで完済して、ケーキを買って帰宅した。
「ありがとう。良かったね。これで、普通に暮らせるね。もう、パチンコはダメだからね」
純子は、笑顔で言ってくれた。昨日の今日なので、精神的に落ち込んでいるのではないか? そんな心配をしていたが、表面上は明るい純子に戻っていた。
俺は、もうギャンブルはしないと約束して純子を抱きしめた。
「じゃあ、ご飯にしよっか」
純子は、明るく言う。そして、夕食を食べ始めた。俺は、いつも以上に饒舌になっていた。やっぱり、借金がなくなったというのは精神的に楽になる。
「フフ、けんちゃん表情が変わったね。優しい顔に戻ってる。嬉しいな……大好き」
純子は、本当に楽しそうだ。そんな事まで言ってもらって、申し訳ない気持ちが少しもたげる。でも、意外なほどに罪悪感はない。
自分の嫁を、借金のカタに友人に抱かせる……最悪の話だと思う。もっと、俺も純子も暗くなると言うか、精神的にダメージを受けると思っていた。
「ねぇ、ケーキ食べよ!」
純子は、最近にないくらいに上機嫌だ。俺は、色々考えてしまった。純子にとって剛史とセックスするのは、それほどたいした話ではなかったのだろうか? 純子は、抜群のルックスの女性だが、意外に男性経験は少なかったと言っていた。
真面目な性格だし、自分のことをたいして可愛いと思っていない事も影響していると思う。
あんなに太いペニスを入れられて、どうだったんだろう? あえぎ声はほとんど出していなかったが、余裕はない表情だった……。もしかして、気持ちよかったのかな? と思ってしまった……。
ケーキを美味しそうに食べる純子。こんな安いケーキでも、本当に美味しそうに食べてくれる。純子とだったら、どんな貧乏生活でも笑って過ごせるのではないか? そんな風に思えた。
どちらにせよ、愛する嫁を泣かせることはもうやめようと思った。
「けんちゃん……して欲しいな……」
純子は、就寝する時にそんな風に誘ってきた。モジモジと恥ずかしそうにしている。彼女からのお誘いは珍しい。いつも俺から誘って始まることがほとんどだ。
俺は、彼女を抱きしめながらキスをした。すると、いつも以上に激しく舌が絡みついてきた。一気に興奮状態になった俺は、夢中で舌を絡めた。
激しいキスをしながら、純子はなにを考えているのだろう? そんな風に思った。昨日のことが影響しているんだろうなと思う。
俺の目の前でアイツに抱かれたので、純子は純子なりに何か不安な気持ちなんだろうなと思った。
キスをしながら脱がしていくと、いつものように恥ずかしがる。昨日はたいして恥ずかしがっていなかった。もしかして、気丈に振る舞っていたのかな? と、心配な気持ちになってきた。
乳首を舐め始めると、
「あっ、ンッ、気持ちいい。けんちゃん、気持ちいいよ」
と、すぐにとろけた声であえぎ始める。昨日の剛史とのセックスとは大違いのリアクションだ。
俺は、夢中で舐め続けた。結婚してからは少し太った純子……胸もかなり大きくなった。でも、色白で滑らかな肌はそのままだ。
色の薄い小さな乳首も、カチカチに勃起している。俺は、剛史に対抗心を燃やすように舐めて触り続けた。
「気持ちいいっ。すごく気持ちいいよ。好き……大好き」
純子は、いつもと明らかに反応が違う。昨日のことが影響していると思うと、さすがに申し訳ない気持ちが復活してきた。
俺は、彼女のパジャマを脱がせて全裸にした。そして、普段はほとんどしないが、アソコを舐め始めた。
「あぁっ、ダメぇ、恥ずかしいよ……うぅっ、あっ、アンッ、気持ちいい。けんちゃん、もっとっ」
純子は、すぐにあえぎ始めた。本当に気持ちよさそうだ。極端に薄いヘアと小さなビラビラ。クリトリスだけは大きめで、包皮から半分以上顔をのぞかせている。
デカいクリを見て、もしかしたらオナニーが好きだったのかな? と毎回思う。舌がクリトリスに触れる度に、純子は本当に気持ちよさそうにあえぐ。身体もビクンと震えたりもしている。
「ダメぇ、イッちゃうよぉ……けんちゃん、気持ちいいの。愛してる。ずっと一緒にいてね」
あえぎ声混じりに可愛らしいことを言ってくれる純子……。やっぱり、昨日のことで不安を感じているみたいだ。俺は、包皮を完全に剥いてクリトリスを舐め続けた。
「うぅあっ、あっ、イッちゃうっ、けんちゃん、イク、純子イッちゃうっ!」
純子は、脚をピンと伸ばしながら身体を震わせた。いつになく、激しいイキ方だったなと思う。そして、俺は剛史に勝った気持ちになっていた。
結局、アイツは純子をイカせることが出来なかった。たいして感じさせることも出来ていなかったと思う。でも、剛史はクリトリスを舐めていなかった。
純子の弱点のクリトリスを舐めていたら、純子はもっと乱れていたのだろうか? そんな事を考えてしまう。
俺は、そんな考えを振りほどくように純子に挿入した。コンドームをつけずに挿入するのは、ほとんどしたことがない。でも、そんな気持ちになってしまった。純子は俺のものだ! と、確認したい気持ちになったのかもしれない。
「あぁっ、けんちゃん気持ちいいよ」
純子は、気持ちよさそうに声を漏らす。俺も、生膣の感触に声が漏れてしまう。やっぱりすごく気持ちいい。ヒダヒダが絡みついてくるような感じと、体温をダイレクトに感じる。
夢中で腰を振ると、純子は抱きついてキスをしてきた。気持ちよさそうな顔でキスをする純子が、たまらなく愛おしく見える。
でも、クリトリスを責めている時とは、感じ方が違うなと思ってしまう。クリトリスを舐めている時の感じ方よりも、かなりおとなしいあえぎ方だ。
俺のペニスが小さいせいかな? と、暗い気持ちになってしまう。でも、そんな考えを振り払うように腰を振った。
「けんちゃん、気持ちいいよ。けんちゃんは? 気持ちいい?」
純子は泣きそうな顔で聞いてくる。そんなに気持ちいいのかな? と思いながら、気持ちいいよと答えた。
「良かった……ねぇ、変じゃない? いつもと変わらない?」
純子は、不安そうに聞いてくる。意味がわからずに、どうして? と聞くと、
「剛史さんとしちゃったから……形、変わってない? 剛史さんの形になってない?」
純子は、本当に不安そうだ。たった一回で変わるわけがないよと告げると、
「本当に? 剛史さんの、凄く太かったから……まだ、違和感あるの……入ってるみたいな感じがするの」
と、泣きそうな顔で言った。
俺は、その言葉に激しく嫉妬してしまった。狂ったように腰を振り、荒々しくキスをする。純子は、戸惑ったような顔のままあえぐ。そして、あっけなく射精をしてしまった……。
「けんちゃんの、ドクンドクンってしてるよ……愛してる。ずっと一緒にいてね」
純子は幸せそうに言った。
俺は、純子を抱きしめた。こんなに嫉妬して独占欲を感じたのは、初めてかもしれない。何度も愛していると言いながらキスをした……。
「フフ、嬉しいな……ずっとこのままだといいな」
純子は、本当に幸せそうに言った……。
でも、結局三ヶ月くらいしか我慢できなかった。俺は、またパチンコ屋に行くようになってしまった。でも、純子との約束があるので、パチンコはやめてスロットをした。
そして、勝ったり負けたりを繰り返しているうちに、20万くらいの借金を作ってしまった。今度は、傷が浅いウチにと思って純子に話をした。
「えっ? またパチンコしたの!?」
純子は、驚いた顔で言う。俺は、違うスロットだよと説明した。
「おんなじじゃん……もう……。やめるって言ったのに」
怒るかと思っていたが、怒ってはいない。悲しそうな顔になっている。怒られるよりも堪えるなと思いながらも、剛史としてくれないかと言った。
「え〜? 20万でしょ? 返せるよ。そんな金額で私を貸しちゃうの?」
純子は、悲しそうに言う。でも、俺が何度も頼み込んだことで、
「……わかった。でも、本当に最後だよ。もう、絶対にしないからね」
と、頬を膨らませながら言った。俺は、そんな顔も可愛いなと思いながらありがとうと言った……。
翌日、剛史にその話をすると、
「マジで!? 良いのか? 本当に良いの!?」
と、剛史は大喜びした。こんなに無邪気に喜ぶところに、少し怖いと思ってしまう。でも、背に腹は代えられないと思ってお願いしたいと告げた。
「でも、20万だろ? そんな金額で純子ちゃんを貸すなんて、ちょっと安く見積もりすぎじゃないの?」
剛史は、そんなことを言ってきた。俺は、自分の考えていることを話した。変な話だが、純子を感じさせて欲しいという話だ。別に寝取って欲しいとか、純子が他の男で感じる姿を見たいとか、そういう趣味はない。単純に、見てみたいと思っただけだ。
「なんで? そんなの見ても、イヤな気持ちになるだけだろ?」
剛史は、不思議そうな顔で言う。もっともだと思う。
「別に良いけど……でも、自信ないなぁ」
剛史は同意しながらも自信がなさそうだ。俺は、クリトリスのことを話した。前回は、剛史は少し舐めていただけで、クリの皮を剥いて舐めていなかったことなどを説明した。
「ありがとう……でも、変な感じだな。オマエから純子ちゃんの弱点を聞くなんてさ。わかった。じゃあ、これ、20万」
剛史は、前払いで払おうとした。俺は、さすがに終わってからにしてくれと頼んだ。
そして、早速この流れで剛史を家に招いた。
「あっ、お帰りなさい! 剛史さん、何度もごめんなさい。ホント、けんちゃんバカでしょ〜?」