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友人に借金の相談をしたら、嫁を貸し出すことになってしまった5(オリジナル 転載禁止).

前回の話

 会社の屋上で、ノートパソコンにイヤホンを繋いで音声を聞く……嫁の浮気の音声を……。俺は、やめておけば良かったと後悔し始めている。
 どうしてこんな事をお願いしてしまったのだろう? 知らなければ良かった。なにも知らずに、そのまま過ごしておけば良かった。そんな後悔でいっぱいだ。

「どうしよう。気持ちいいの。こんなに気持ちよくなったことないよ。剛史さん、好き……もっと好きになった。今日のデートで、剛史さんの事忘れられなくなった……」
 純子は、あえぎ声混じりに言う。

もう、本気で言っているとしか思えない感情のこもった声だ。
 借金の肩代わりのお礼に、ちょっとサービスをしている……そんな感じではなくなってしまっている。

「純子ちゃん、俺、アイツがもっと借金すればいいのにって思ってる。ごめんね、でも、そう思ってる」
 剛史は、苦しげに言う。俺が聞くことをわかった上で、こんなセリフを言っていると思うと、正直かなり複雑な気持ちだ。
「ううん。私も……そう思ってる。でも、そんなの関係なしで、またデートしたいって思ってる……ダメなのに、そう思っちゃう」
 純子は、悩んでいるような声だ。葛藤しているのが伝わってくるような、深刻な声だ。
「純子ちゃん、好きだ。ずっとずっと好きだった」
「好き。私も大好き。キスして……いっぱいキスして」
 そして、声が聞こえなくなる。その代わり、時折純子のくぐもったうめき声と、ベッドがきしむような音が響く。俺は、強い危機感を感じながらも、また借金作っても安心だなと思ってしまった。我ながら、クズだと思う。でも、二人もクズだ……。俺を裏切ってこんな事をしている。俺のことを批難することなんて出来ないと思う。

「固いよ。カチカチになってきた。こすれて気持ちいいの……剛史さんの、もっと大きくなってる」
 純子は、感情のこもった声で言う。急速に気持ちが傾いていくのがわかるような声だ。
「もっと感じて。俺ので狂って欲しい」
「突いて。剛史さんの大っきいので、奥まで突いてっ」
 純子は、声がうわずりすぎてかすれ気味だ。すると、すぐに純子のあえぎ声が変わった。
「アンッ、うぅっ、あっ、あっ、気持ちいいっ! 剛史さんの、奥にずっとくっついてるのっ!」
 純子は、一切声を抑えようとはしていない。俺の目の前で剛史とした時は、ほとんど声を出していなかった。あの時も、本当はこんな風にあえぐほど気持ちよかったのだろうか?
 俺のギャンブルのせいで、純子にとんでもないことをさせてしまっている。反省の気持ちは大きいが、どうしてもやめられない……。

 純子のあえぎ声はさらに大きく追い詰められたようになっていく。剛史とのセックスは、まだ数回程度の話だ。セックスは、お互いに慣れてこないと本当の気持ちよさは味わえないものだと思う。
 そんなに相性が良いのだろうか? 俺よりも、剛史との方が相性が良い? 嫉妬と敗北感を感じてしまう。
「痛くない? もっと浅くしようか?」
 剛史は心配そうに声をかける。
「平気だよ。気持ちいいの。もっと奥まで強く当てて。こんなの初めて……初めて剛史さんのが入ってきた時、それだけでイッちゃったんだ。必死で声を我慢してた……顔にも出さないように、我慢してたの」
 純子は、衝撃的な告白をする。あれは、必死で我慢していた態度だった……俺の見ている前で、初めからイカされていた……裏切られたような気持ちだ。
 でも、考えてみれば純子は2回目の時にはもうイカされていた。やっぱり、相性は良いんだろうなと思う。

「そんなに気持ちいい? アイツと、そんなに違うの?」
「うぅ……違うの……。こんなに奥までしてもらったことない……」
 純子は、俺のことを言われて声が小さくなる。罪悪感を感じているような声になった。そんな態度にホッとする気持ちもある。でも、心の奥底で、純子もこんなに感じてるなら、こんなに楽しんでいるのなら、また借金をしてもいいか……と思う気持ちもある……。

「奥、気持ちいい? 当たると気持ちいい?」
 剛史は、どことなく得意気な声だ。
「気持ちいいの……ダメなのに、すごく気持ちいい……こんなの知らなかった……もう、忘れられないよ。剛史さんの形に変わっちゃったもん」
 純子は、あえぎ声をあげながら苦しげに言う。罪悪感と快感の狭間で、葛藤しているのが伝わってくる。でも、そんなの気にせずに感じれば良いのに……と思っている。純子も楽しんでくれた方が、俺の罪悪感も薄くなる。アイツとのセックスに狂ったところで、純子は俺の元から居なくならないという確信もある。

「もっと変える。純子ちゃんの中、俺の形にする」
「して。もっと剛史さんの形に変えて。好き。大好き。いつも剛史さんのこと考えてるよ」
 純子は、思いの丈をぶちまける。彼女のこんなに感情のこもった声は、久しく聞いていない。
「俺もだよ。いつも純子ちゃんのこと考えてる。俺の恋人になってくれないかなって、いつも願ってる。
「今は恋人だよ。大好き。エッチして、もっと好きになった。心と身体が、剛史さんにどんどん傾いてくの……」
 純子は、とんでもないことを言い続ける。剛史も、よくこんな事が言えるなと思う。そして、この録音を渡してきたことにも驚く。
 俺なら、ナイショにした。こんな音声は、とてもではないが聞かせられないと思うはずだ。もしかして、本気で純子を奪うつもり? 今さらながら、少し怖くなってきた。

「あぁ、純子ちゃん、それヤバい」
「もっと感じて。フフ、カチカチになってる」
「純子ちゃんも感じて」
「あっ、ダメぇ、うぅ、あっ、それダメ、ヒィ、うぅっ、イヤッ、あっ、イッちゃう」
「良いよ、何回でもイッて」
「イクっ、イクっ、剛史さん、大好きっ!!」
 音声だけなので、悪い想像ばかりが大きくなる。一体、どんなセックスをしているのだろう? 俺にもしないようなことをしている? 嫉妬と不安で、居ても立っても居られなくなる。
 純子は、こんなセックスをした後に、俺ともセックスをした……剛史に狂わされた直後に俺として、どう思ったのだろう? あっけなくイッてしまった俺のことを、情けないと思ったのだろうか? あまり気持ちよくないと思っていたのだろうか?

「すごいね、ビクビクしてるよ。大丈夫?」
 剛史は、優しい声で聞く。
「大丈夫じゃない……こんなの、すごすぎるもん……。ねぇ、キスして。いっぱいキスして。入れたまま、いっぱいキスして欲しい」
 純子は、甘えきった声だ。そして、また無言になる。完全な無音だ。俺は、やきもきしながら声が聞こえてくるのを待った。そして、どうしてこんな事をしているのだろう? と、少し冷静になった。もう、ここまで聞けば充分のはずだ。

「うぅっ、うぅ〜〜っ」
 唐突に、純子のうめき声が聞こえた。
「だ、大丈夫?」
 慌てる剛史。
「……イッちゃったの。キスしてるだけで、イッちゃったの」
 純子は、恥ずかしそうに言う。
「マジで? そんなに気持ちよかったの?」
 剛史は、驚いた声だ。
「気持ちよかった……奥に当てられたままキスされると、好きって気持ちが加速していく……もう、剛史さんのことで頭がいっぱいだよ」
「嬉しいよ。ねぇ、次は後ろからしてもいい? 寝バックって、したことある?」
「え? 寝バックって?」
「こういうの」
「キャッ」
 剛史は、かなり積極的だ。どう聞いても、本気で純子をものにしようとしているようだ。

「こんな格好、初めてだよ。でも、よく抜けないね」
「長さが足りないと、出来ないかも」
「じゃあ、けんちゃんは無理だね」
「え? アイツのって、短いの?」
「う、うん。小っちゃいよ」
 純子は、口ごもるようになりながらも酷いことを言う。でも、事実は事実だ。

「じゃあ、初めての快感を植え付けちゃうね」
「……うん。剛史さんの色に染めて」
 もう、やめてくれと思った。これ以上はマズい……そんな危機感でおかしくなりそうだ。
「うぅああっ、あっ、こ、これすごいよ。こすれてる……あぁ、ダメぇ、こんなのイッちゃう。すぐイッちゃうよぉ」
「でしょ? 寝バックって、めちゃくちゃ気持ちいいんだって。俺も気持ちいいし」
「当たるの、奥と気持ちいいところ、両方当たってるのっ」
 純子は、ほとんど悲鳴だ。バックでしたことはある。純子は、すごく感じていた。バックは好きな体位なのだと思う。でも、寝バックはしたことがないし試そうとしたこともない。言われているように、俺のではまず抜けてしまうと思う……。

「良いよ、いっぱいイッて。俺ので狂って」
「もう狂ってるっ、イクっ、イッちゃうっ! うぅああっ」
「すごく締まってきたよ。オマンコ締まってる」
「イヤァ、ダメなの、こんなのダメ、戻れなくなる、うぅあっ、あっ、イク、イクぅっ」
「もっと感じてごらん」
 剛史は、まるで調教でもしているような感じになっている。想像以上に、剛史は経験が多い? 見くびっていたのかもしれない……。

「ダメぇ、耳噛んじゃダメぇ、うぅっ、気持ちいいの、それ凄いのっ! あっ、あっ、アンッ、無理っ、無理っ!」
 純子は、切羽詰まったような声だ。こんなに乱れる純子は、見たこともなければ想像したこともない。ペニスが大きければ、俺でもこんなに感じさせることが出来るのだろうか?

「すごいよ。子宮降りてきてる。もっと感じて良いからっ」
 剛史も、興奮しきっている。無我夢中という感じだ。そして、さっきからベッドのきしむ音と肉がぶつかる音が大きく響いている。
「イヤッ、イヤァ〜ッ、もうイッてるの、イッてるのにイキそうになってるっ、うぅあっ、あっ、おぉっ、んおぉっ、おぉおんっ」
 純子は、あえぎ声とは思えないような野太い声が混じる。こんなに追い詰められるような声をあげるものなんだろうか? そんなに気持ちいいのだろうか?
「あぁ、イク、純子ちゃん、イクよ。純子ちゃんも一緒にっ」
「イッてるっ! もうイッてるのっ! イキっぱなしになっちゃってるのっ」
 純子は、泣いているような声も混じっている。気持ちよすぎて泣くなんて、あり得るのだろうか? そして、剛史はうめきながら射精を始めた。純子も、悲鳴とうめき声をあげながら叫び続けている……。

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嫁が本気で他の男に惚れるのを見たいと思った(マガブロ 転載不可).

 妻の栄子と結婚して3年経ち、彼女も28歳になった。そろそろ子供を作ろうかという話をすることが多くなった。私も30歳になって、仕事もそれなりに出来るようになり、年収も1000万を超えた。
 子供を作るには、良いタイミングだと思っている。でも、私には妻に話していない秘密があった。交際期間を含めると、5年も秘密にしていたいことだ。
 私には、寝取られ性癖がある。栄子のことを、誰かに抱いてもらいたいと思い続けている。でも、そんな事は言えるはずもなく、ずっと胸に秘めていた。


 栄子とセックスをしている時も、そんな想像をしていた。栄子が、他の男に抱かれてあえぐ姿……。でも、あまりリアルに想像が出来ない。
 栄子は、私と交際するまでは処女だった。男性と付き合ったのも、私が初めてだった。23歳までそうだったというのは、今どきはかなり珍しいのではないかと思う。
 かといって、栄子が不細工と言うことではない。むしろ、凄く美人だと思う。可愛い系ではないが、黙っているだけでフェロモンを出してしまうような、セクシー系の顔立ちだ。

 ぷっくりとした唇が、とても色っぽいと思っている。そして、こぼれそうな大きな胸と、少しむちっとしたお尻と太ももは、まさにセックスそのものという感じがするほどセクシーだ。

 そんな栄子が、男性と交際経験もなく処女だったというのは、かなり驚いた。見た目の印象で、男性経験が多いんだろうなと思い込んでいた私は、初めてのセックスの時、かなり雑にペニスを挿入してしまった。
 まさか初めてとは思っていなかったので、様子を見ることもなく一気に根元まで入れてしまった。栄子は、悲鳴のような声をあげて涙をこぼした……。

 あれから5年経ち、結婚もした。とくに倦怠期もなく、今でもラブラブな毎日を送っている。栄子は、落ち着いた大人の女性という見た目に反して、無邪気で子供っぽいところがある。
 そんな栄子が、本当に可愛い。それなのに、栄子を他の男に抱かせることばかりを考えてしまう。そればかりか、他の男性に恋をして欲しいと思ってもいる。

 身体だけを寝取られるのではなく、心まで寝取ってもらいたい……我ながら、狂ったような願望だと思う。でも、もちろんそんなことは実現するとは思っていなかった。

 そんなある日、大学の時の友人にばったりと再会した。彼、敏也とはかなり仲良くしていた。しょっちゅう一緒に遊んでいた。社会人になってばったりと遊ばなくなったが、それは彼が大阪に行ってしまったからだ。
「ビックリしたよ。まさか、オマエにこんなところで出会うなんてな。結婚式以来だよな」
 敏也は、懐かしそうに言う。確かに、結婚式以来彼とは会っていなかった。私は、結婚はまだなのかと聞いた。
「うん。まだまだ全然。今は彼女もいないくらいだし」
 敏也は、トホホという顔で言う。でも、それは彼が彼女を作らないだけで、彼はめちゃくちゃ女性にモテる。
 整った顔立ちは、イケメンと言うよりは美形だ。スタイルも良いし、口もうまい。大学の時は、色々な女性に告白されている場面を見た。
 講師や、食堂のパートの人妻、出入りの配送業者の女性にまで告白されていた。そんな彼なので、女性と交際すると言うことに、あまり魅力を感じていないのかもしれない。

「そうそう、俺、またこっちに戻ってくるんだよね。来月から転勤」
 敏也は、そんな風に言った。その瞬間、私は色々なアイデアが浮かんでしまった……。とりあえず、こっちに戻ってきたら一緒に食事でもしようと告げた。
「あぁ。よろしくな。嫁さんも、一緒に連れてこいよ」
 敏也は、急にそんなことを言った。私は、心の中を読まれたのかと思ってドキッとした。なぜ? と聞くと、
「え? だって、嫁さん置いてきぼりじゃ、可哀想だろ?」
 敏也は、そんな事を言う。私は、少しホッとした。でも、敏也は続けて、
「それに、嫁さんべっぴんさんだしな」
 と言った。私は、もしかしてうまく行くのではないか? そんなことを思い始めていた。

 帰宅して、そのことを栄子に話したら、
「え? 敏也さんって、あのイケメンの?」
 と、彼女はしっかりと彼を認識していた。結婚式の時に一度会ったきりなのに、記憶に刻まれているようだ。
「へぇ、良かったね。仲良しだったんでしょ?」
 栄子は、笑顔で言う。私は、栄子がなにを考えているのかな? と、色々想像してしまった。一緒に食事に行こうというと、
「え? うん。嬉しいな。でも、邪魔じゃない?」
 栄子は、遠慮がちに言う。私は、そんなことはないと答えた。
「うん、じゃあ行こうかな? 楽しみだね」
 栄子は、無邪気な笑顔で言った。私は、ドキドキしていた。二人を仲良くさせたい。そんな下心を持っている。もちろん、その先のことは考えていない。
 出来れば、セックスをしたり恋に落ちたりして欲しいと思う。でも、男女の仲はそんなに単純ではないことはよくわかっている。

 その夜、栄子を抱いた。無性に抱きたくなってしまった。荒々しくキスをする私に、
「どうしたの? 激しいね」
 と、栄子は少し戸惑ったように言う。私は、そんなことはないと言いながらキスを続け、大きな胸を揉みしだいた。パジャマ越しでも、柔らかくて張りも感じる。
 パジャマを脱がせると、揺れながら胸があらわになる。本当にセクシーで良い身体をしていると思う。乳首を舐め始めると、栄子は恥ずかしそうにと息を漏らす。
 栄子は、いつまで経っても恥ずかしがりが治らない。でも、そんな栄子が可愛いと思う。

「あっ、ンッ、ンッ、あっ」
 栄子は、なかなか声をあげない。あえぎ声ではなく、吐息を漏らし続ける。乳首はすでに固くしこっていて、快感を感じているのが伝わってくる。
 気持ちいい? と聞くと、
「治さん、気持ちいいよ。ねぇ、もう……来て」
 と、焦れたように言う。私は、もっと感じさせたいと思いながら乳首を舐め続ける。指で触ったりもしながら、夢中で舐め続けた。
「うぅっ、うぅ〜ッ、あっ、アンッ、うぅ、治さん、気持ちいい」
 恥ずかしそうに声を漏らす栄子……。そのままパジャマを脱がして全裸にして行く。恥ずかしそうに内股になる栄子……。ショーツを脱がせていくと、ショーツが湿っているのがわかる。
 栄子は、恥ずかしがりなわりにとても敏感だ。すぐに濡れてこんな状態になる。私は、手を伸ばして栄子の秘部を触り始めた。
「あっ、ダ、ダメッ、恥ずかしいよ……」
 身体をくねらせるようにする栄子……。でも、私の指先は驚くほど濡れた秘部に触れている。クリトリスを探り当て、触り始めると、
「うぅぅ、あっ、ンッ、アンッ、気持ちいい……ねぇ、もう来て。欲しいの」
 と、焦れたように言う。本当に切なげで、焦れきっているのがわかる。

 それでも触り続けると、クリトリスがカチカチになってきた。栄子は、あえぎながら私のペニスを握ってくる。
「もう、カチカチだよ。早く……」
 焦れた声で言う彼女……。でも、私はもう少し感じてくれないかな? と思っていた。栄子は、セクシーな身体と顔からは違和感があるくらいに恥ずかしがりだ。あえぎ声もいつも我慢してしまう。

 なんとかもっと声を出させたい……そんな風に思いながら、クリトリスをまさぐり続けた。でも、気持ちよさそうではあるが、声の大きさはそれほど変化がない。
「治さん、もう……入れて」
 栄子は、切なげな声で言う。快感を感じてくれているのは間違いないと思うが、やっぱりもっと感じて欲しいと思ってしまう。
 ふと、これが敏也だったらどうなんだろう? と思ってしまった。女性経験が豊富な彼ならば、もっと栄子を感じさせることが出来るのではないか? そんなことを考えてしまう。
「凄く固い……いつもより興奮してる?」
 栄子が、私のペニスを握ったまま不思議そうな顔をする。敏也が栄子を感じさせている姿を想像すると、異常なほどの興奮を感じてしまう……。
 今まで、想像するだけだった栄子を寝取らせるプレイ。もしかして、可能性が出てきたかも……そう思うと、射精感すら感じるほどに高ぶるのを感じる。

 そして、コンドームを装着すると、栄子に挿入した。そろそろ子作りをと話しているが、まだ具体的に実行に移っていない。
 今も、自然とコンドームを装着した。栄子に覆い被さってペニスを押し当てると、熱っぽいような目で私を見つめてくる。こんな目で見つめられると、ドキドキしてしまう。
「うぅっ、あぁ、入ってきた……気持ちいい」
 栄子は、私を見つめたまま声を漏らす。気持ちよさそうな顔で、私を見つめてくれる。口は半開きになっていて、ぷっくりとした唇がとてもなまめかしい。
 私は、痛いほどの締め付けを感じながら腰を振り、夢中でキスをした。柔らかい唇の感触に、とろけそうになってしまう。私は、夢中で腰を振り続ける。いつも、腰を振りながら栄子が寝取られる姿を想像していた。
 でも、ぼんやりと抽象的なイメージで想像するので、たいして興奮は大きくならなかった。今日は、敏也のことをイメージしているので、かなり鮮明なイメージだ。

 敏也が、栄子を抱いている姿……今までにないくらいにリアルにイメージしてしまっている。すると、自分でもまったく制御できない感じで射精感が盛り上がった。
 いつもは射精しそうになると、多少動きを弱めて射精をコントロールする。でも、そんな小細工も出来ないまま、あっけなく射精をしてしまった……。
「フフ、気持ちよかったよ。ありがとう」
 栄子は、いつも通りにはにかんだように言う。セックスをした後にありがとうと言われると、なぜか凄く嬉しい。

 そして、イチャイチャしながら眠りについた。この日から、セックスの回数は増えた。私が発情したように興奮してしまい、ほとんど毎日のように求める……そんな流れだ。

「どうしたの? 今日もすごく興奮してたね。何かあったの?」
 栄子は、嬉しそうな顔で聞いてくる。でも、私は理由の説明なども出来ず、曖昧に微笑んだ。そうこうしているうちに、敏也の引っ越しが終わった。
 再会した時、彼は家を探しに来ていたそうだ。一ヶ月前に家を探すなんて、なかなかのタイトスケジュールだったと思う。それくらい、急に転勤は決まったそうだ。

 そして、彼が選んだ家は、ウチのすぐ近くだった。私と再会した時には、すでに契約は済ませた後だったそうだ。なので、本当に偶然近くに越してきたという感じだ。
 引っ越しを終えた3日後に、早速一緒に食事をした。栄子といつも行く、メキシコ料理のファミレスだ。最初は少し緊張気味だった二人も、すぐに楽しく会話を始めた。
「そうそう、治ともよく行ったんだよね。このお店。懐かしいよ」
「そうなんですか? 私、ここのファヒータが大好きで、いつもトルティーヤお替わりしちゃんです」
「俺も俺も。3回くらいお替わりしちゃう」
「そんなにしたら、具がなくなっちゃうんじゃないですか?」
「そうそう。だから、ソースだけつけて食べるの」
 そんな会話をして盛り上がる二人。こうやって見ると、本当に彼はイケメンだ。セクシーな栄子と、けっこうお似合いに見える。私は、この時点ですでに少し不安を感じている。
 あっさりと寝取られてしまうのではないか? そんな不安だ……。

 話は、私と敏也の昔の話が多くなる。栄子は、興味深そうに話を聞き、
「へぇ、治さんって、合コンとか行ってたんだ」
 栄子は、少しイラッとした口調だ。

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友人に借金の相談をしたら、嫁を貸し出すことになってしまった4(オリジナル 転載禁止).

前回の話

「えっ!? またなの!? 今度はいくらなの?」
 純子は、俺からの告白を聞いて驚いた顔になった。あきれているというか、本当に驚いているような顔だ。俺は、包み隠さずに正直に話した。
「もう……ギャンブルしないって言ったのに。でも、今度はデートなの? 遊園地? そんなので良いの?」
 純子は、驚いたような顔だ。そうだよと言うと、
「なんか、嬉しいかも。遊園地なんて、全然行ってないもんね。けんちゃん全然連れてってくれないし。じゃあ、楽しんでくるね」
 と、嬉しそうに承諾した。確かに、エッチなしで15万なら断る理由もないと思う。まして、遊園地で遊べるとなれば、純子にとっては最高なんだと思う。


 そして、あっという間に週末になった。純子は、いつも以上に可愛らしい。メイクも珍しくしっかりとしているし、髪もフワフワでクルクルだ
 見とれている俺に、
「フフ、可愛い?」
 と、少し照れくさそうに言う……。俺は、黙ってうなずいた。さすがに、可愛くないとは言えない見た目だ。
「じゃあ、楽しんでくるね。けんちゃん、愛してる?」
 純子は、少し不安そうだ。俺は、愛していると告げた。そして、ゴメンと謝った。
「ホントだよ。こんな事繰り返してたら、本当に剛史さんのこと好きになっちゃうよ。良いの? それでも……」
 純子は、悲しそうな顔になった。俺は、これで最後だと言った。
「約束だからね」
 純子はそう言うと、剛史とのデートに出かけていった。俺は、不思議な気持ちだった。ただデートをするだけ……。すでに肉体関係のある二人が、デートをする。どうしてこんなにモヤモヤするのだろう? 目の前でセックスを見せられたのに、そっちの方がまだマシだと思う気持ちがある。

 純子が、剛史と一日遊園地でデートをする。それで俺のスロットの借金が消えるなら、なにも文句はないはずだ。それなのに、俺はずっとモヤモヤして落ち着かない時間を過ごしていた。
 いっそ、パチンコやスロットにでも行こうと思った。でも、さすがにそんな事をするのは最低だと思う。俺は、テレビゲームをしたり漫画を読んで過ごした。
 我ながら、最低な過ごし方だと思う。掃除をしたり洗濯をしたり、純子の役に立つことをするべきだと思う。でも、今頃楽しく遊んでいるだろうなと思うと、何もする気が起きない……。

 そして、夕方になってお腹が空き、レトルトのカレーを食べながら純子の帰りを待った。一切連絡はないが、こちらから連絡をするのも負けた気がする。
 そのまま22:00が過ぎ、不安が増してきた。もしかして、帰ってこない? そんな事を思い始めた頃、玄関で物音がした。
「ただいま〜。遅くなっちゃった。ご飯は食べたの?」
 純子は、少し慌てたように言いながらリビングに入ってきた。俺は、純子の姿を見て、セックスをしてきたなと直感した。

 上手く言えないが、表情に罪悪感と興奮が入り混じっている。そして、ほとんど落ちてしまっているメイクと、乱れた髪。
 結局、最後までしたんだなと理解した。
「ごめんね、ちょっとシャワー浴びてくる」
 純子は、少し元気がない感じだ。罪悪感を感じている? でも、俺は何かを言う資格なんてない。すると、スマホが鳴った。剛史からのメッセージだ。
 セックスをしてしまった事の詫びと、明日お金と録音を渡すという内容だった。俺は、自分でも思っていた以上にショックを受けていた。
 正直、セックスをしてしまう事は想定していた。そうなる可能性が高いと思ってもいた。でも、実際にそうなると、自分でも戸惑うほどにショックが大きい。

「ごめんね、遅くなっちゃった。待っててくれたの?」
 純子は、頭にタオルを巻いた姿で戻ってきた。髪を乾かすまもなく慌てて来てくれたみたいだ。俺は、悪かったと謝った。もう、ギャンブルは止めると誓った。
「今度は本当に止めようね。信じてるよ。愛してる」
 純子は、優しい笑みを浮かべて言った。俺は、遊園地はどうだったの? と、質問した。でも、本当に聞きたかったのは、最後までしたかどうかだ。
 もちろん、最後までしたのはもうわかっている。純子が、正直に言うのかどうかが気になっていた。
「楽しかった! すごく久しぶりにジェットコースターに乗ったよ。あんなに怖かったっけ?」
 純子は、ニコニコと楽しそうに言う。その他にも、フリーフォール的なアトラクションや、大きな船の中のレストランの話を続ける。
 無邪気に楽しそうに話す純子に、強い嫉妬心が湧いてきた。もしかしたら、セックスをしているのを見るよりも、強い嫉妬を感じているかもしれない。

「ねぇ、今度はけんちゃんと行きたいな。一緒にジェットコースターに乗りたい」
 純子は、真っ直ぐに俺の目を見ながら言う。愛情を感じるが、どこか罪悪感を感じているようにも見える。そして、純子は俺に抱きついてキスをしてきた。
 おやすみの軽いキスではなく、セックスの最中にするような激しく濃厚なキスだ。俺もすぐに舌を絡め始めた。なんというか、独占欲とか嫉妬心が燃え上がり、激しいキスをしてしまった。

「けんちゃん、もう本当にダメだからね。これ以上こんな事があったら、剛史さんのこと好きになっちゃうよ」
 純子は、そんな事を言いながら俺のパジャマを脱がせてきた。こんなに積極的な純子は、ほとんど記憶にない。俺を裸にすると、すぐに乳首を舐めてきた。それと同時に、ペニスもしごいてくれる。
「けんちゃん、気持ちいい? いっぱい気持ちよくなって……愛してる」
 純子は、やたらと愛していると繰り返す。浮気をした人間の典型的な行動に思えてしまう。俺は、すでに射精感を感じながらも、純子のパジャマを脱がせていく。
 ブラジャーをつけていないので、大きな胸があらわになった。本当にセクシーで良い身体をしている。結婚前は、本当にスリムで胸も小さかった。女性が理想とする身体という感じだった。
 今は、俺の好みに合わせようとしてくれているのか、けっこう肉付きが良くなった。胸も大きくなったし、太ももも太くなった。男の好む体つきになったイメージだ。

 俺は、すぐに純子の乳首にむしゃぶりついた。気持ちよさそうな声が漏れ始めるが、どうしても剛史とセックスをしていた純子を思い出してしまう。
 俺が招いたことなので、怒りの感情はない。嫉妬心とか独占欲が刺激されているような状態だ。いっそ、俺が寝取られ性癖で興奮出来れば良いのに……と思ってしまう。

 純子は、あえぎながらペニスをしごく。一体、今日はどんなセックスをしてきたのだろう? このまま俺にはナイショにするつもりなんだろうか? 色々なことが頭をよぎる。
 俺は、そんな思いを振り払おうと、純子に覆い被さっていく。コンドームもつけずにペニスを押しつけた。
「けんちゃん、愛してる。ずっとずっと一緒にいてね」
 純子は、潤んだような目で俺を見つめる。色々と葛藤しているみたいな顔だ。俺は、愛してると言いながら腰を押し込んだ。

 避妊具なしの生々しい感触。絡みついてくる秘肉の感触が気持ちよすぎて、つい声が漏れてしまう。
「けんちゃん、赤ちゃん欲しい」
 純子は、切なげな顔で言う。感情のこもったような言葉だ。ギャンブルで借金を作って嫁を貸し出してしまうような俺に、どうしてこんなにも愛情を持ってくれるのだろう?
 ダメな男に惹かれる女性? 申し訳ない気持ちが膨らむ。そして俺は、腰を振り始めた。純子は、嬉しそうにあえぐ。俺を見つめたままあえいでいる。
 俺は、その視線から逃れたい気持ちでキスをした。キスをしながら腰を振ると、純子が舌を絡めてきた。キスをしながらのセックスは、どうしてこんなに気持ちいいのだろう?

 俺は、あっけなく射精をしてしまった。
「フフ、赤ちゃん出来たかな?」
 純子は、幸せそうな顔で言う。俺は、そんなにすぐは無理じゃない? と言いながら、複雑な気持ちになっていた。結局、純子は剛史とセックスをしたことをナイショにするみたいだ……。
 
 翌日、昼に剛史と会った。剛史は、バツが悪そうな顔で、
「なんか、そういう感じになっちゃって……悪かったな」
 と言った。俺は、詳しく話を聞かせてくれと言った。
 剛史の話は、聞かなければ良かったと思うような内容だった。楽しく遊んでいるうちに、手を繋いで歩いたり、キスをしたそうだ。
 普通の恋人同士のように過ごし、どちらからともなくホテルに寄ったそうだ。剛史は、申し訳ないと言いながら15万と録音データの入ったUSBメモリを渡してきた。

 俺は、黙って受け取った。素直にありがとうと言いづらい気持ちだ……。そして、コーヒーを飲み終えて別れた。剛史は、
「また、いつでも声かけてくれよ」
 と言って去って行った。

 俺は、会社に戻ると屋上に行った。大きなビルだが、今どき珍しく屋上に入れる。ノートパソコンにUSBメモリを挿し、録音データを再生した。
 まさか、会社の屋上で純子のセックスの音声を聞く日が来るなんて、想像もしていなかった。
「なんか、ドキドキしちゃうね……ラブホテルなんて、すっごく久しぶりだよ」
 純子の緊張した声が響く。
「そうだね。俺も、何年も来てないよ」
 純子以上に緊張している剛史の声が響く。
「彼女とか、いなかったの?」
「うん。モテないしね」
「そんな事ないと思うよ。剛史さん優しい面白いし。今日も、本当に楽しかったよ。こんなデートが出来るなら、けんちゃんまた借金作っても良いかなって」
 純子は、おどけたように言う。
「ホント、ごめんね。なんか、金にものを言わせてこんなことしちゃって」
 剛史は、申し訳なさそうに言う。
「そんな事ないよ。いまここにいるのは、私がそうしたいって思ったからだよ。それに、お金のことなんかなくても、またデートしたいって思ってる……」
 純子は、ドキッとするようなことを言った。それは、浮気宣言のように聞こえる。
「い、いや、それはマズいよ」
 慌てる剛史。
「そうだよね……でも、またすぐに借金しそうだけどね」
 純子は、楽しそうだ。
「その時は、また声かけて欲しいな」
「声かけると思うよ。よろしくね。またデートしたいな」
 純子は、そんな風に言った。そして、急に声が聞こえなくなった。

「ずっとキスしたいって思ってた……嬉しいな」

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管理人:萌え体験好き
オリジナルの体験談は、転載する時には必ず本文の最後にリンクをつけて下さい。

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ご購入は、クレジットカード以外でも可能です。
電子マネー、銀行振り込み、ペイジー、コンビニ払いなどが選択できます。

現在、VISAカードでの決済がしづらいようです。VISAカードは、アダルト系のサイトでの決済に使えなくなっているようです。楽天カードが年会費無料で、JCBやMasterカードで作れます。すでに楽天カードを持っていても、2枚目をJCBやMasterカードで無料で作れます。

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