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海外赴任が決まった友人が、俺の嫁とデートをさせてくれと言ってきた4(オリジナル 転載禁止)

前回の話

直之は、絶望的な気持ちのまま、圧倒的な快感を感じていた。うめきながら精液を出し続ける直之。画面の中では、香菜が研二に抱きつきながらキスを続けている。そして、研二は香菜の中に精液を注ぎ続ける。

直之は、ほとんど泣いているような顔になりながら、自分のペニスを握りしめている。
「香菜、愛してる」
研二は、玲奈の中に出し尽くすと、優しい顔でささやくように言う。香菜は、その言葉を受けて本当に嬉しそうに微笑んだ。



『研二、愛してる。フフ。まだ固いよ。続けて出来る?』
香菜は、イタズラっぽく言う。
「でも、そろそろチェックアウトだよ」
伊黒が時計を見て言う。
『まだ30分あるよ。ギリギリまで……愛してる』
香菜は、感情を込めた口調で言う。もう、気持ちを抑えるつもりはまるでないみたいだ。
「わかった。香菜、動くよ」
伊黒はそう言って、腰を動かし始めた。射精直後に、そのまま続けてセックスをする……。普通は、なかなか出来ることではない。くすぐったい感じになってしまうし、そもそも勃起を維持することが出来ない。でも、伊黒は当たり前のように腰を動かし始め、香菜に優しくキスをする。香菜は、嬉しそうに伊黒に腕を回して抱きつきながら、舌を絡めていく。

外の光りが入ってくる中、二人は夢中で愛し合う。建物の外では、カップルや家族連れがテーマパークを楽しんでいる中、夢中でお互いを求め合う……。直之は、握りしめたペニスが柔らかくならないことに驚きながら、ペニスをしごき始めた。

『気持ち良い。研二、どうしよう。気持ち良すぎて怖い。研二は? 気持ち良い?』
香菜は、真剣なまなざしでそんな質問をする。
「気持ち良いよ。今までこんなに気持ち良かったことないよ。愛してる」
伊黒は、心を込めて言う。
『私もだよ。こんなの知らなかった。セックスがこんなに気持ちいいものだなんて、想像もしてなかった。好き。研二が動く度に、好きがどんどん大きくなる。もっとして。研二に染めて』
香菜は、そんな言葉を口にしながらあえぎ続ける。本当に気持ちよさそうで、幸せそうだ。直之は、強い敗北感を感じながら二人を見つめる。敗北感とか劣等感にまみれながらも、ペニスをしごき続ける直之……。すると、玄関で物音がし始めた。直之は、慌てて動画をとめて衣服を整える。

『ただいま~! ゴメンね、遅くなっちゃった!』
玄関から、元気いっぱいの声が響く。直之は、慌てて玄関に向かった。玄関には、大きな袋をぶら下げた香菜がいた。いつもの笑顔で、特に変わった様子はない。直之は、香菜が戻ってきたことにまず驚いていた。きっと、もう戻ってこない……。直之は、8割方そうなると思っていた。
直之は、笑顔でお帰りと言った。香菜は、お土産のチョコなんかを直之に渡しながら、
『ゴメンね、楽しくてつい長居しちゃった! お腹すいてる?』
と、本当に申し訳なさそうに言う。直之は、さっきの動画とのギャップに、ただただ戸惑ってしまっていた。香菜は、笑顔のまま袋からぬいぐるみなんかを取り出す。そして、それをソファに座らせながら、
『これ、買って貰っちゃった。なんか、気を遣わせちゃったな……。こんな事しなくても良いのにね』
香菜がそんな風に言う。直之は、色々と聞きたいことが頭をグルグル回っている。でも、動画を見ていることなど言えるはずもなく、どんな感じだったの? と、なにも知らないフリをして質問した。

香菜は、紅茶を入れながら説明を始める。二日間の楽しい出来事を、笑顔で詳しく話し続ける。でも、ほとんど真実を話しているが、キスのことや一緒のベッドで寝たこと、セックスのことなどは話をしない。直之は、香菜の考えというか、方針がわかってきた。
隠すと言うことは、自分と別れるつもりはない……。そんな風に判断して、直之はホッとしていた。でも、安心しながらも、モヤモヤしてもいた。自分を裏切って、隠し事まで作る……。それは、冷静に考えれば立派な離婚事由だ。直之は、全てを知っているだけに、もどかしい気持ちでモヤモヤしてしまっている。

香菜は、説明を終えると、
『でも、寂しくなっちゃうね。伊黒さんも、悲しそうだったよ』
と、しんみりと言う。直之は、
「そうだね。すぐ帰ってこられれば良いのにね」
と、言った。
『出発までの間、毎日遊びに来てもらいなよ。美味しい夕ご飯、作るよ』
香菜は、笑顔で言う。直之は、ドキッとしていた。動画の中でも、香菜は毎日会いたいというようなことを言っていた。毎日抱いてもらいたいとも言っていた。直之は、香菜の言葉をそのまま素直には受け取れずにいる。自分が会いたいからそう言っている……。そうとしか思えない。でも、直之は、結局良いねと言った。
『じゃあ、連絡しておいてね』
香菜は、そんな風に言った。直之は、香菜のあまりに普通の態度に心の底から驚いていた。少しも怪しい部分がない。動画を見ていなかったら、ただ楽しく遊んできた……。そうとしか感じられなかったはずだ。

そして、時間も遅いのですぐに風呂に入ってベッドに入る二人。直之は、逡巡した後、
「なにもなかった?」
と、聞いた。
『なにもって? どういう意味?』
香菜は、キョトンとした顔で言う。直之は、香菜のその態度に感心すらしていた。女性の浮気は見抜けない……それは、本当なのだなと感じていた。

直之は、男女が一緒の部屋で寝たんだから、そういうことはなかったの? と、聞く。普段の直之ならば、とても聞けないような内容だ。直之は、気が弱い部分がある。そんな彼が食い下がって質問を続けるのは、少しムキになっているからかもしれない。

『フフ。ナイショ』
香菜は、可愛らしい声で言う。直之は、モヤモヤしながらも、それ以上のことは聞けなくなってしまった。すると、いきなり香菜が抱きついてきた。そして、直之の股間を触る。
『どうしたの? さっきから、ずっとこうなってるね。興奮してるの? 焼きもち焼いてるから?』
香菜は、イタズラっぽく言う。直之は、まったく想定していなかった香菜の行動に慌ててしまっている。直之は、慌てて身をよじって逃れようとするが、香菜はパジャマのズボンごとペニスを掴んでしまった。
『凄いよ、本当に固くなってる。こんなの初めてじゃない?』
香菜は、驚いた顔で言う。本当に驚いているような雰囲気だ。直之は、言い訳の言葉も浮かばず、ただただ焦っている。

『こんなになるほど焼きもち焼いてくれてるんだね。なんか、嬉しいな。なお君、愛してる』
そう言って、香菜は直之に覆い被さってキスをし始めた。香菜は、珍しく自分から舌を使い、積極的に激しいキスを続ける。直之は、香菜のその態度に驚きながらも夢中で舌を絡める。でも、直之の頭の中には、キスをする伊黒と香菜の姿がある。

激しい嫉妬と興奮。直之は、さっきあれだけ射精したにもかかわらず、ガチガチに勃起していた。すでに、軽く射精感すら覚えるくらいに。

香菜は、興奮した様子で直之のパジャマを脱がせていく。そして、自分も裸になる。直之は、大きな胸が揺れるのを見ながら、伊黒が香菜の胸を揉んだり舐めたりしていた場面を思い出していた。

『なお君、来て。すぐ欲しい』
興奮した声で言う香菜。直之は、コンドームを取ろうとする。
『なお君、そのまま来て。今日は大丈夫だから』
香菜は、小さな声で恥ずかしそうに言う。直之は、迷った。本当に大丈夫な日なのだろうか? もしかしたら、伊黒とあんな事になったので、万が一妊娠したときのことを考えて、自分とも避妊なしでのセックスをしようとしているのではないか? そんな疑念を持ってしまう。

躊躇して動かない直之を、香菜が押し倒すようにして仰向けにする。そして、そのまま彼のペニスを挿入してしまった。
『あぁっ、なお君すごい。固くなってる。いつもより固いよ。すごく気持ち良いの』
香菜は、そう言うとすぐに腰を動かし始めた。直之は、あまりの快感にうめく。香菜が伊黒に抱かれている姿を思い出しながら、自分の上で腰を振る香菜を見つめている。香菜は、最初から激しく腰を動かしている。直之は、久しぶりの生膣の感触に最高の快感を感じているが、どうしても香菜の反応が気になってしまっている。

香菜は、さっきからあまりあえいでいない。色々と言葉を口にはしているが、あえぎ声自体は少ない。直之は、伊黒とのセックスで狂ったようにあえいでいた香菜を思い出していた。敗北感……。直之の中で、それが大きくなっていく。

『あぁ、凄い。もっと固くなってきた。イッちゃうの? イッて。愛してる』
香菜はそう言って、直之にキスをしてきた。そして、キスをしたままめちゃくちゃに腰を振る。すると、直之はあっけなく射精を始めてしまった……。
『フフ。ドクンドクンってなってるね』
嬉しそうに言う香菜。直之は、やっと興奮が収まっていった。

『なお君、今日は凄かったよ。あんなに固くなるんだね。伊黒さんに焼きもち焼くと、こうなるのかな?』
香菜は、少し恥ずかしそうに言う。直之は、
「……そうかもね。本当に、なにもなかったの?」
と、あらためて質問した。香菜は、まだ直之の上に乗ったまま、
『どう思う? 本当はどうだったと思う?』
と、質問に質問を返した。
「そ、それは……」
口ごもる彼。全てを知っているとは言えない状況に、直之は挙動不審になってしまう。
『手は繋いだよ。恋人みたいに、ずっと繋いでたんだ』
香菜は、挑発的に言う。直之は、
「……そうなの? それだけ?」
と、声を震わせながら聞く。

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海外赴任が決まった友人が、俺の嫁とデートをさせてくれと言ってきた3(オリジナル 転載禁止)

前回の話

直之は、荒い息遣いのまま動画を見つめている。飛び散った精液を拭き取りながら、画面の中の二人を見つめる直之……。画面の中では、二人は抱き合ったままキスを続けている。

直之は、強烈な後悔を感じていた。どうして二人のデートを許可してしまったのだろう? 一泊で行くことを、なぜ許可してしまったのだろう? そんな後悔で、胸が潰れそうになっている。

『明日もあるんだよね。楽しみだね。朝ご飯、どこで食べる?』
香菜は、甘えた声で伊黒に話しかける。二人はまだ全裸のままで、繋がった状態だ。

伊黒は、香菜の上から身体をどかしながら、
「キャラクターと一緒に食べるところ行ってみようか?」
と、優しい声で言う。
『うん。そうする。楽しみだね。そういえば、お部屋って何時まで使えるの?』
香菜が、伊黒の胸に頬を寄せながら聞く。甘えた仕草……そして、幸せそうな表情。直之は、強い危機感を感じていた。香菜は、完全に伊黒に心を許してしまっている……。すぐに電話をして呼び戻そう……。そんな気持ちにもなっている。でも、スマホの画面から磁力が出ているみたいに、目が離せない状態になってしまっている。

「11時かな? 先に朝ご飯食べて、一回戻ってくる? 荷物とか車に運ばないとね」
彼はそう言う。
『うん。そうしたい。その時も……その……抱いて欲しい』
香菜は、モジモジと本当に恥ずかしそうに言う。
「うん。俺もそのつもりだったよ」
伊黒が、優しい口調で言う。すると、香菜は嬉しそうに伊黒に抱きつき、
『フフ。気が合うね。身体の相性も良いし、大好き。さっき言ったこと、本当? 私のこと、ずっと好きだった?』
と、甘えた声で聞く。直之は、この地獄はいつ終わるのだろう? と、思いながら画面を見つめる。
「うん。本当だよ。でも、そんなこと言えないしね。やっと言えて、すっきりしたよ」
伊黒は、少し申し訳なさそうな感じになっている。やはり、カメラで撮影していることを意識しているのかもしれない。そして、二人は一緒にお風呂に行ったり、ソファでくつろいだりしながら過ごす。直之は、ただその動画を見続けていた。

散々イチャイチャした後、二人は仲良く一緒のベッドで寝始めた。動画は、二人が抱き合ったまますぐに眠りにつく姿を映し続ける。直之は、やっと終わった……。そんな気持ちで動画を見ていた。すると、伊黒がそっと起きだし、ベッドから降りる。そして、真っ直ぐにカメラの方に歩いてきて手を伸ばす。動画は、そこで終わった……。

直之は、強い眠気を感じながらも色々なことを考えていた。手遅れになる前に、伊黒に話をした方が良いかもしれない……。香菜にも、早く戻ってくるように電話をした方が良いのかもしれない……。そんなことばかりを考えてしまっている。

直之は、スマホを気にしながらも、気を失うように眠りについた。翌朝、直之は目が覚めるとすぐにスマホを見た。でも、メッセージもなにもない。直之は今日は会社が休みなので、いつもならもう少しゆっくりと眠る。でも、今日はすっかりと目が覚めてしまっているようだ。

朝から、ずっとスマホを気にする直之……。でも、特になにも動きはない。そのまま、昼になる。昨日話していたとおり、朝もセックスをしたのだろうか? そんなことが気になってしまう直之は、再び昨日の動画を見始めた。

二人が、愛していると言い合いながらセックスをする姿……。直之は、それを見てどうしてこんなに興奮してしまうのだろう? と、思いながらオナニーをしてしまう。すぐに射精をすると、罪悪感と自己嫌悪に陥る。

そして夕方になると、メッセージが届いた。
”wifiないから、写真だけ”
短いメッセージとともに、URLが届く。すぐにタップすると、クラウドストレージが開く。新しいフォルダを確認すると、写真がたくさんアップロードされていた。

昨日見た写真とは、明らかに違う親密な二人。恋人に向けるような表情で映っている香菜の顔を見て、直之は泣きそうな顔になっている。一緒にキャラクターと映る二人。アトラクションの列に並ぶ二人……。どれも、本当に楽しそうな表情をしている。

直之は、セックスをしている姿を見るのと同じくらいのショックを受けていた。伊黒のことを、昔から好きだと言った香菜……。直之は、それに気が付かなかった。香菜は、気持ちを隠して伊黒と接していたんだなと思うと、直之は切ない気持ちにもなってしまう。

直之はダメージが大きく、写真を見るのをやめた。そのまま、放心状態のようになった彼。そのまま夜になった。そろそろ帰ってくるかな? 直之は、そんな風に思い始めた。でも、22:00を過ぎても帰ってくる気配もない。そして、昨日から今に至るまで、結局香菜からの連絡はなかった。

すると、またメッセージが届く。すぐに確認すると、動画が一本だけアップロードされていた。直之は、すぐに再生を始める。動画は、また伊黒のアップから始まる。カメラをセットして、撮影を始めた場面からだ。

『お待たせ~』
香菜の声が響き、伊黒は慌てて声の方に身体を向ける。すると、香菜が画面に映り込んでくる。身体にタオルを巻いただけの姿だ。
「あ、じゃあ、俺も浴びてくる」
伊黒が言うと、
『平気だよ。時間もったいないし……』
と、香菜は言いながら伊黒に抱きついてキスをし始めた。窓の外は明るい。もう、昼間だとわかる。直之は、どのタイミングなのだろう? 朝食後なのだろうか? そんなことを考えた。

そんなことを考えている直之の前で、二人は濃厚なキスを続ける。舌が絡み合い、お互いの口の中をかき混ぜるような熱烈なキスだ。

『座って』
香菜が伊黒に言う。素直にソファに座る伊黒。香菜は、すぐにファスナーに指をかけて脱がしていく。ズボンとパンツが膝まで降ろされ、そそり立つペニスがあらわになる。
『フフ。凄いね。明るいところで見ると、怖いくらいだね』
香菜はそう言って、すぐにペニスをくわえてしまった。
「あぁ、香菜ちゃん、シャワー浴びてないし……」
慌てる伊黒。
『平気だよ。伊黒さんのなら、全然平気。すごく固いね。興奮してる?』
香菜は、興奮した声で聞きながらペニスを舐め続ける。息遣いも荒くなっているのがわかるくらいだ。
「してるよ。すごく興奮してる。だって、香菜ちゃんとこんなことが出来るなんて、夢みたいだから」
伊黒は、本当に嬉しそうな顔で言う。香菜は、
『私もだよ。夢が叶って嬉しい……。伊黒さんの、本当に凄い。大きくて固くて、ドキドキする』
香菜は、そう言いながらフェラチオを続ける。直之は、敗北感にさいなまれながらも、堪えきれずにペニスを出してしごき始めた。

伊黒との1泊のデートによって、直之も香菜も、隠れていたものが一気に噴出してしまったような状況だ。直之の性癖、香菜の本当に気持ち……。それは、こんなことをしなければ、ずっと表に出てこないものだったはずだ。

香菜は、夢中でフェラチオを続ける。心を込めて、丁寧に愛情を込めてしているように見える。
『ここも凄いね。こんなに張り出してたんだ……。これがこすれて、頭真っ白になっちゃった……』
香菜は、興奮した声で言いながらフェラチオを続ける。伊黒は、
「香菜ちゃん、気持ち良いよ。すごく気持ち良い。俺も、舐めたい」
と、興奮した声で言う。すると、香菜はスッと立ち上がって身体のタオルを外す。ソファに座る伊黒の前で、全裸になってしまった。窓から明るい日差しが差し込み、香菜の裸体もハッキリと見えてしまっている状況だ。

「綺麗だよ。凄く綺麗だ」
伊黒は感動したような顔で言う。そして、すぐに香菜の大きな胸にむしゃぶりついていく。
『あっ、んっ、伊黒さん、好き』
香菜は、とろけた声を漏らしながら、伊黒の髪に指を絡めていく。
「すごく固くなってる。香菜ちゃんも、興奮してるんだね」
嬉しそうに言う伊黒。香菜は、
『してるよ。だって、伊黒さんの舐めてたら、身体の奥が熱くなるの……』
と、恥ずかしそうに言う。
「俺もだよ。香菜、愛してる」
伊黒は、香菜の名前を呼び捨てにして愛の言葉をささやく。香菜は、嬉しそうな顔になり、
『研二、愛してる。海外に行っちゃうまで、毎日会いたい。毎日抱いて欲しい……』
香菜は、感情を込めて言う。直之は、香菜の本気が伝わってきて、危機感で汗が噴き出す。脇や背中に冷たい汗を感じながらも、ひたすらにオナニーを続けてしまっている……。

直之は、自分がおかしくなってしまったと感じていた。普通なら、すぐに香菜に電話をするべきだと思っている。でも、それをする事なくオナニーを続けてしまっている。直之は、自分が壊れてしまったのかな? と、怖くなってもいた。

すると、伊黒が身体をかがめるようにして香菜の下腹部を舐め始めた。一瞬、身をよじろうとした香菜。でも、伊黒の舌がクリトリスに触れると、
『うぅあっ、研二、気持ち良いっ』
と、一瞬でとろけて声をあげてしまった。伊黒は、香菜の膣口を舐め続ける。クリトリスに舌が触れる度、香菜はのけ反るようになったり、身体を折り曲げるようにして震わせたりする。
『気持ち良いっ。研二、凄いの、こんなの初めて。すぐイッちゃいそうだよ』
香菜は、甘えたような、媚びるような声で言う。直之は、自分の妻が他の男に媚びるような仕草をしていることに、絶望的な気持ちがわき上がる。でも、それすらも快感に変換されたように、ペニスをしごき続けてしまっている。

「香菜ちゃん、溢れてくるよ。もっと気持ち良くなって。俺のこと、ずっと忘れないようにもっと感じて欲しい」
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