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強気な姉さん女房と友人で脱衣麻雀を始めた結果完(ブロマガ転載禁止)

嫁は、メイド服姿のまま麻雀を続けている。俺は、それだけでも集中出来ないのに、メイド服の下に穴あきのランジェリーを着ていると思うと、麻雀の勝負どころではない気持ちだ。

「久美子ちゃん、いつもヘア整えてるの?」
明雄はパイを打ちながらボソッと聞く。俺は、明雄に言われて気がついた。いつもの久美子は、もっとヘアが濃いはずだ。さっき穴あきのランジェリーから見えた嫁のヘアは、短く整えられていたような気がする。

『な、なに言ってんの? なにもしてないって』
嫁は、わかりやすく動揺している。
「へぇ、膣口の周りなんて、ツルツルだったから剃ったのかな? って思ったよ」
明雄がさらに言う。
『そ、そりゃ、多少は手入れするけど……』
嫁は、動揺しっぱなしだ。俺の知り限り、嫁はヘアの手入れなんてしていない。俺は、もしかしたら明雄に見せるために手入れしたのでは? と、邪推してしまった。

「俺のため?」
パイを打ちながら質問する明雄。
『バッカじゃない? コイツのために決まってるじゃん』
嫁は、頬を赤らめながら俺を見る。すると、明雄が、
「はい、ロ〜ン。ごめんね、勝っちゃって」
と、嫁から上がってしまった。麻雀下手な俺でも、嫁が切ったパイは危険パイだとわかるが、動揺していた嫁は不用意に切ってしまったようだ。

『うぅ、ズルい……。卑怯だよ』
抗議する嫁。
「えっ? 卑怯? 久美子ちゃんがそんな事言うなんて、珍しいね。いいよ、この勝負無しってことにしてあげようか?」
明雄がそんな言い方をする。多分、嫁の性格を見抜いているのだと思う。案の定、
『べ、別にそんな事言ってないし。ほら、今度は何させるつもり?』
と、渋々ながら言った。

「じゃあ、またスカートめくってよ」
明雄は、嬉しそうに言う。すると、嫁は舌打ちしながらだが、黙ってソファに移動した。そして、ソファに座ると、さっきみたいにスカートをまくり上げ始めた。
『ほら、満足か?』
嫁は、不満そうに言う。でも、穴あきショーツからのぞく膣口は、すごく濡れているようだし、確かに明雄が言うように、膣口周りはヘアがない。

「じゃあ、スカートまくり上げて両手フリーにしてよ」
明雄が指示をする。嫁は、不思議となにも言わずに言うとおりにする。
『で?』
「じゃあ、アソコ拡げて中まで見せてよ」
明雄は、そんなとんでもない指示をする。
『友達の嫁になにさせるんだよ……。ド変態』
嫁はそんな事を言いながらも、素直に両手でアソコをクパァとし始めた。ピンク色の秘肉がうごめくのがわかるほど大きく拡げる嫁。拡げたタイミングで、蜜があふれ出てアナルの方まで流れていった。
「スゲぇエロいね。ていうか、今なんか溢れたけど」
笑いながら言う明雄。
『アンタのツバだろ? 舐めすぎなんだよ』
嫁は、こんな状況でも強気のままだ。
「舐めて欲しいんでしょ? クリ、さっきよりデカくなってるじゃん」
明雄は言葉責めを続ける。
『別に……』
嫁は、無表情で言う。
「エリカ様じゃないんだから。人間素直が一番だよ」
明雄はそんな事を言いながら、嫁のクリトリスを舐め始めた。
『んっ、んっ、ふぅ、うぅ』
嫁はさっきみたいに抵抗したりせず、小さめの吐息のようなものをあげる。でも、顔はすでに気持ちよさそうにとろけている感じで、必死で声を抑え込んでいるみたいだ。

「ホント、クリ大きいね。けっこうオナニーしてるでしょ?」
明雄は、嫁のアソコを舐めながら聞く。
『バ、バカか! するわけないだろ!』
嫁は、そんな風に言ったが、動揺しているのが丸わかりだ。

「ウソばっかり。クリの皮見ればわかるんだって。これは相当やってる感じだし」
明雄は、嫁のクリの皮を指でもてあそびながら言う。俺は、すごい状況になってしまったなと思っていた。自宅のソファで、メイド服姿の嫁がクリトリスを舐められている……。それなのに、俺はパンツの中で暴発しそうなほど勃起して興奮している……。

『……もういいだろ?』
嫁は、肯定も否定もせずに言う。でも、それはオナニーをしていると認めたようなものだ。

「いつしてるの? バイブとかもつかってるでしょ?」
明雄は、かまわずに言葉を続ける。
『……エッチしたあとだよ……。バイブもつかってるよ。もう、充分だろ?』
嫁は、意外にあっさりと認めてしまった。
「マジで!? 見せてよ! どんなのつかってるの?」
明雄はハイテンションで言う。でも、嫁はスッと立ち上がり、テーブルに戻り始めた。
『見たけりゃ、勝てよ』
嫁はそう言って、パイを混ぜ始めた。
「マジか、よし! 絶対に勝つ!」
明雄は、気合いの入った顔で言う。

そして勝負が始まった。
「ねぇ、俺とのセックスじゃ、満足出来ないからオナニーしてるの?」
俺は、勝負どころではなく、そんな質問をした。
『そうだよ。でも、気にすんなって。アンタもオナニーしてるだろ? セックスとオナニーは別もんだって』
嫁は、あっさりと満足していないことを告白した。でも、明雄のペニスを見ると、俺のなんかでは満足出来ないだろうなと思う。
落ち込む俺。すると、
『はい、それ〜』
と言って、嫁が明雄から上がった。
「マジか……。じゃあ、脱ぐわ」
そう言って、明雄はパンツを脱いで全裸になった。そそり立つペニスは、真っ直ぐに天井を指している。そして、やっぱり太くて長い。でも、単純な大きさよりも、カリ首回りの造形がヤバいなと思った。あんな張り出したカリ首で、膣中をゴリゴリされたら気持ち良いに決まっていると思う……。

『いや、脱ぐだけじゃ不公平だろ? オナニーしてみなよ』
嫁は、ニヤけた顔で指示をする。
「えっ? マジで? まぁいいか」
明雄は、何の抵抗もなくオナニーを始めた。明雄が手で握ると、手との対比で余計にペニスがデカく見える。
明雄は、手でペニスをしごきながら、開いている方の手で自分の乳首も触り始めた。
『えっ? 乳首まで触るの?』
驚く嫁。俺も少し驚いていた。
「え? 普通、触るでしょ。久美子ちゃんは触らないの?」
明雄は、キョトンとした顔で言う。
『そ、それは……触るけど。男と女じゃ違うでしょ』
嫁は、動揺している。明雄にはオナニーをさせているくせに、自分のオナニーを聞かれるのは恥ずかしいみたいだ。

「一緒だって。乳首スゲぇ気持ち良いじゃん」
明雄は、慣れた指使いで乳首を触りながら言う。
『ホントだ。乳首肥大してんじゃん。アイツの倍くらいあるね』
俺をチラッと見ながら言う嫁。すると、無造作に明雄の空いている方の乳首を触り始めた。
「オゥ、気持ち良いよ。手伝ってくれるんだ」
嬉しそうに言う明雄。
『ホントにデカい乳首だな。触り甲斐があるよ』
嫁はそう言って乳首を触り続ける。
「あぁ、気持ち良い。ねぇ、舐めてよ」
明雄は、そんなリクエストをする。すると、嫁はあっさりと明雄の乳首を舐め始めてしまった。嫁に乳首を舐められながら、オナニーを続ける明雄。どんどん息遣いも荒くなっていく。そして、明雄のペニスは我慢汁が溢れ、クチョクチョという音が響き始める。
しばらくそんな状況が続いたが、嫁がスカートの中に手を差し込んでいき、まさぐり始めてしまった。

『ンッ、ンッ、ンッふぅ』
嫁は吐息を漏らしながらも、明雄の乳首を舐め続ける。明雄の乳首を舐めながら、オナニーを始めてしまった嫁……。俺は、初めて見る嫁のオナニー姿を見て、ドキドキしっぱなしだ。
「あぁ、ヤバい。気持ち良いよ」
明雄は、気持ちよさそうな声を上げる。すると、嫁はオナニーを続けたまま、明雄のペニスをくわえ始めた。オナニーを続けながら一生懸命にフェラチオをする嫁。明雄は、両手で自分の乳首を触っている。

本当に気持ちよさそうな顔でうめく明雄。しばらくそのままの状況が続き、
「出そう。久美子ちゃん、もう出る」
と余裕のない声で言う明雄。すると、嫁はスッと顔を離してフェラチオをやめてしまった。
「ちょっ、なんで? もう出るのに!」
イキそうなところで宙ぶらりんにされ、不満そうに声を漏らす明雄。

『自分ばっかりズルいだろ? ほら、こっち来いよ』
嫁は少し照れた顔で言うと、明雄の腕を掴んで移動を始める。そして、寝室に移動してしまった。メイド服姿の嫁が明雄をベッドに寝かせると、69の格好で明雄の上に乗っかってしまった。

「スゲぇ濡れてるじゃん。そんなに舐めて欲しかったの?」
『う、うるさい。いいから舐めろって』
嫁は、恥ずかしそうに命令する。でも、明雄はスッと嫁の下から抜け出し、
「もっとオナニー見せてよ。俺のはたっぷり見たでしょ?」
と、イジワルっぽく言う明雄。
『……ド変態』
嫁はそんな事を言いながらも、素直にM字開脚になり、オナニーを始めてしまった。メイド服姿で、スカートがまくれ上がっている嫁。穴あきショーツからは、グチョグチョに濡れた膣口が丸見えだ。
嫁は、慣れた動きでクリトリスをこすり始める。嫁は、気持ちよさそうな顔であえぎ始める。
『んっ、んっ、あぁ、んっ、あっ、あっ、んふぅ』
本当に気持ちよさそうな声を上げる嫁。すると、胸の辺りを指で触り始めた。ブラウスっぽい服の上から、摘まむような動きをする嫁。多分、服の上から乳首を摘まんでいるのだと思う。嫁の声は、ワントーン高くなった感じだ。

『んっ、ん〜っ! あ、あぁっ! あぁ〜っ! ん〜〜っ!』
嫁は、かなりのスピードでクリトリスをまさぐりながら、腰を浮かせてきた。もう、イク寸前という感じだ。すると、明雄がいきなり嫁の腕を掴んでクリトリスから指を引き離してしまった。
『な、なんで? 邪魔すんなよ!』
嫁は、とろけた顔のまま不満そうな声を上げる。

「自分ばっかりズルいじゃん。ていうか、バイブは? つかってみてよ」
明雄は、ニヤけた顔で言う。
『……』
嫁は、無言で明雄をにらんでいる。でも、すぐにクローゼットを開けて、奥をゴソゴソとまさぐる。すると、巾着を取り出して、中に入っているものを取り出し始める。
それは、黒色のバイブだった。バイブというのが正しいのかわからないが、電動でウィンウィン動くようなヤツではなく、リアルに作られた模型みたいな感じのヤツだ。そして、それは明雄のペニスに匹敵するほどデカかった。

「マジか。すごいの持ってるんだね。ディルドじゃん。上級者って感じだ」
明雄は、からかうような感じで言う。
『う、うるさいよ。音がしないヤツじゃないと、バレちゃうだろ?』
嫁は、顔を赤くしながら言う。
「そっか、コイツが寝てるときにしてるんだもんね」
明雄は俺をチラッと見ながら言う。俺は、なんとなく屈辱的な気持ちになった。でも、それ以上に興奮している俺は、なにも言わずに2人を見ていた。

『じゃあ、するから……』
嫁はボソッと言うと、ディルドをアソコに入れずにくわえ始めた。太いディルドを舌で舐めていく嫁。本当にフェラチオしているような感じで、丁寧に舐めていく。そして、喉奥までググッと押し込んでいくと、アソコをまさぐり始めた。オナニーをしながらディルドをフェラする嫁……。俺とセックスをしたあと、こっそりとこんなことをしているなんて、まったく知らなかった。

そして、たっぷりとディルドを濡らしたあと、嫁はそれを挿入せず、クローゼットの扉に吸盤で張りつけた。クローゼットの扉に、ぶっといペニスが生えているような状況になり、俺はなんで? と、不思議に思った。

でも、すぐに嫁が立ちバックの格好でディルドにお尻をあてがっていき、それを見て理解出来た。嫁は、そのままディルドを膣に押し込んでいく。
『うぅ、あぁっ、ン、くぅ……』
嫁は、眉間にシワを寄せながら吐息を漏らしていく。ディルドの位置もバッチリみたいで、普段からやり込んでいるのがわかる。

嫁はディルドを根元まで入れてしまうと、腰を前後に動かし始めた。
「エロすぎるでしょ。メチャ本格的じゃん」
明雄は、感動したような声で言う。
『ンッ、ンッ、あっ、あっ、あぁんっ、あっ、ダメぇ、あぁんっ! あっ! あっ! あぁ〜っ!』
嫁は、普通にあえぎ始めてしまった。俺とセックスをしているときのように……もしかしたら、俺としているとき以上の声を上げている。嫁は、少し背中を反らせるような体勢で、お尻をぶつけるように動かし続ける。
立ちバックでガンガンと犯されているような状況だ。嫁は、メイド服の上から、両方の乳首もつまんでいる。

「ヤバいね。ド淫乱じゃん」
明雄は、圧倒されたような感じで言う。グチョんグチョんと、湿った音が響く中、
『イクッ! イクッ! うぅああっ! イグぅっ!!』
と、嫁はガクガクッと身体を震わせてイッてしまった……。嫁は、そのまま力なくベッドに胸から突っ伏してしまった。両膝はフローリングについていて、まくれ上がったスカートからは、エロすぎるショーツが姿を見せている。

すると、無言で明雄が嫁の後ろに回り込み、いきり立ったペニスを嫁のショーツの穴から膣に押し当てていく。
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友達の婚活の手伝いで、ランチ合コンに参加した主婦が堕ちた楽園(ブロマガ転載禁止)

『あなた、ネクタイ曲がってるよ。はい、これでOK』
香織は、夫の孝治のネクタイを直しながら微笑みかける。
「ありがとう。今日はそんなに遅くならないはずだから、どこか食べに行こうか?」
孝治は、最近仕事が忙しくて帰りの遅い日が続いていたことを気にして、そんな事を言う。
『本当に? 嬉しい! じゃあ、久しぶりにフォーでも食べに行く?』
香織は、嬉しそうな顔で孝治に提案した。結婚する前からよく食べに行っていたアジアンバルの事だ。ベトナム、タイ、インドなどの料理が食べられる店で、ほとんどローカライズされていない味が評判の店だ。クセがある味だが、ハマると通ってしまうようになる。

「おっ、良いね。じゃあ、行ってくるよ」
そう言って、孝治は香織に軽いキスをした。香織は、キスをしながら胸が痛んでいた。今日は、中学の時からの親友の奈緒子とランチをする。でも、それは普通のランチではない。いわゆる、ランチ合コンというヤツだ。
もうすぐ30歳という年齢が見えてきて、結婚に焦り始めた奈緒子が、頻繁にランチ合コンに参加するようになってもう半年ほど経つ。初めは、すでに既婚の香織を誘うことなどなかったのだが、合コンでなかなか上手くカップリング出来ないことに焦り、アシストをしてもらうことを目的に香織を誘うようになった。

すでに香織は3回参加して、その度に奈緒子が気に入った男性とのカップリングの手伝いをした。もちろん、香織も初めは誘いを断った。しかし、結婚に焦る奈緒子の頼みを断れず、ずるずると続いているのが現状だ。

真っ昼間から合コンに来る男性など、ろくなものではないと思っていた香織だったが、ほとんどが経営者や医者や弁護士で、どうやってセッティングをしているのだろう? と、不思議に思うほどだった。

もちろん、合コン中に人妻ということなど言っていない香織のことを誘う男性はいる。と言うよりも、童顔で可愛らしく、そのくせFカップのバストをもつ香織は、合コンではいつも一番人気になっている。奈緒子は、正直それが気にくわないと思っているのだが、背に腹は代えられず、香織に頭を下げ続けている。

(あなた、ごめんなさい……)
香織は心の中で夫に謝りながら、出かける準備を始めた。なるべく目立たないように、薄目のメイクに地味な格好、もちろん、下着はいつも身につけている着古したモノだ。でも、それが逆に男性の人気を集めていることに香織は気がついていない。

『こんなもんかな?』
髪をセットして準備を終えると、香織は独り言を言った。それを見ていたようなタイミングで、奈緒子からメッセージが届いた。今日はよろしくということと、香織も楽しんでねという内容のメッセージだ。
『楽しめるわけないじゃん。もう……。早く結婚してよね』
香織は、ついつい言葉が口に出てしまう。独り言が多くなるのは、歳を取ったせいかな? と、思いながら、苦笑いをした。

一見ノーメイクにも見えるナチュラルメイクをした香織は、童顔で肌のきめが細かいこともあり、まるで女子大生のようだ。友人や夫には、改名して”のん”になった女優さんに似ていると言われる。香織は、あそこまで幼い顔ではないと思っているが、まんざらでもないと思ってもいる。
そして、地味なセーターを身につけているが、Fカップの胸が主張していて、まったく地味ではなくなってしまっている。巨乳にセーター……。その破壊力は、男性にしかわからないのかも知れない。

香織は奈緒子にメッセージを返すと、家を出た。夕ご飯を作らなくて良くなったことにホッとしながらも、その事が余計に夫への罪悪感を強くする。

そして、気乗りしないまま歩き始め、電車で移動をし、合コンする店の近くで奈緒子と合流すると、
『奈緒子、気合い入りすぎだって』
と、挨拶よりも先にそう言った。奈緒子は、身体のラインがはっきりわかるワンピースを着ているが、胸元もざっくりと開いているし、スカートの丈もかなり短い。おそらく、両手を挙げてバンザイするとショーツが丸見えになってしまう丈だ。
『そう? これくらいしないと、目立たないじゃん。ただでさえ、香織のおっぱいに負けてるんだから』
奈緒子は、涼しい顔で言う。その顔もかなり気合いの入ったメイクで、まつげもエクステでぱっちりしている。そんな奈緒子が香織と並ぶと、女子大生とキャバ嬢のようでギャップがすごい。

『これで最後にしてよ。奈緒子は高望みしすぎなんだよ』
香織は、本心でそう言った。合コンに参加しても、夫への罪悪感ばかりが先に立ち、楽しいと思ったこともない香織にとっては、合コン参加は苦痛でしかない。
『毎回そのつもりなんだけどねぇ〜。じゃあ、今日もよろしくね!』
奈緒子はそう言ってウィンクをした。そんな仕草が、昭和を強く意識させることを奈緒子は気がついていない。良くも悪くも、奈緒子は古いタイプの人間だ。いまだにガラケーをつかっているし、乗っている車もマニュアル車だ。香織はそんな奈緒子が好きではあるが、男受けはしないだろうなとも思っている。

今日の合コンランチは、個室のエスニックレストランだ。香織は、今晩もアジアンバルに行くのになと思い、同時に夫への罪悪感を感じた。

今日のメンツは、男女4人ずつだった。
女性の2人は奈緒子の会社の関係の女性で、奈緒子と同じように気合いの入った格好をしている
男性は、30代半ばくらいの髪の長い男性、40代前半くらいの少し頭髪が寂しい男性、同じく40代前半くらいの見るからにチャラい茶髪、そして、場違いに若い学生のような男性がいた。他の3人の男性が高そうな腕時計をしていたり、ブレスレットやネックレスをしているのとは対照的に、見るからに貧乏学生というような見た目だ。

そして、挨拶もそこそこに乾杯が始まり、ランチ合コンという名の婚活パーティーが始まった。男性3人は美容関係の経営者で、若い男性は急に来られなくなった男性の代わりに、人数あわせで参加したそうだ。頭髪の寂しい男性の経営する店の雇われ店長とのことだ。

そんな自己紹介が終わると、奈緒子も他の2名の女性も、若い彼には目もくれずに経営者の3人に自分をアピールし始める。経営者達は香織が気になっている様子だが、奈緒子達がそれを許さない。そして、自然と香織はその若い男性と話をする感じになっていった。

それなりに盛り上がり、奈緒子も髪の長い男性と良い感じになっているようだ。香織は、それとなく奈緒子を持ち上げてアシストしながら、若い彼との会話を続けた。

「香織さんって、なんか違う感じですね。僕と一緒で人数あわせですか?」
若い彼がそんな事を言い始める。香織は、見抜かれたことに少し焦りながら、
『そんなことないわよ。どうして?』
と、少し早口で言った。
「なんか、ガッついてないっていうか、余裕ありますよね」
彼はそんな事を言う。香織は、そんなことないわよと言いながらも、少し彼のことが気になり始めていた。
よく見ると可愛らしい顔をしているし、真面目そうだ。美容師なので髪はチャラい感じになっているが、服装なんかも清潔感がある。
「香織さんって、凄く可愛い顔ですね。髪型も似合ってますよ。今度、切らせて欲しいな」
彼はそんな事を言いながら、自己紹介をした。彼はまだ25歳の若さで、店を任されているそうだ。名前は伸也で、キラキラはしていない。香織は、褒められて少し心が躍ってしまった。
これまでの合コンでも、褒められてはいた。でも、皆下心丸出しで胸ばかり見ながら褒めてくるので、香織はげんなりしていた。伸也は、真っ直ぐに香織の顔を見て話をしてくる。香織は、夫への罪悪感を感じながらも、少し楽しいと思ってしまっていた。

奈緒子にアイコンタクトされ、一緒にトイレに行くと、
『香織も良い感じじゃない。たまには楽しんだら?』
と、ニヤけた顔で言ってくる。香織は顔を真っ赤にしながら、
『そんなわけないじゃん。奈緒子はどうなの? 良い感じなの?』
と、話を変えた。
『う〜ん。いいんだけど、ちょっとルックスがね。もうちょっとイケメンだといいんだけどなぁ』
奈緒子は、涼しい顔で言う。焦っている割にのんきというか、危機感が感じられない。香織は、少し苛立ちながらも、
『なんで? 今までで一番格好いいと思うよ。けっこう沢山お店やってるって言ってたじゃん。チャンスだよ!』
と、けしかけた。香織はそんな風に言いながらも、今回もダメだろうなと予感していた。

そして、ランチ合コンは終わった。香織以外は連絡先を交換しているようだが、香織はそんな事もせずに一番に店を出た。すると、
『香織さん! 絶対に来て下さいね。僕なら、もっと可愛く出来ますから!』
伸也はそう言って、店の名刺を渡してきた。香織はそれを受け取ってお礼を言った。ただ、そのタイミングで奈緒子達が出てきたので、慌ててそれをポケットにしまいこんだ。

香織は奈緒子に手を振り別れると、駅に向かって歩き始める。楽しかったなと思っている自分に気がつき、罪悪感を感じていた。そして、さっきの名刺を捨てようとポケットから取り出すと、店の連絡先の下に手書きで携帯番号とlineのidが書いてあった。香織は、手書きで書かれたメッセージがあるそれを捨てることが出来ず、ポケットに戻してしまった。

そして、帰宅して着替えると、部屋の掃除や洗濯を始めた。でも、ふと伸也のことを思い出してしまう自分に少し戸惑っていた。しかし、そうこうしているうちに、夫が帰ってきた。香織は、あわてて伸也のことを頭から追い出し、笑顔で出迎えた。

『お帰りなさい! 早かったね。お疲れ様』
香織は罪悪感で泣きそうな気持ちになりながらも、笑顔を作る。
「ただいま。じゃあ、行こうか?」
孝治は上機嫌で香織を誘う。香織は、笑顔でうなずきながら、
(あなた、ごめんなさい……。もう、これで最後にします)
と、心の中で謝っていた。

そして、2人で歩いて出かけ、久しぶりのアジアンバルで食事を始めた。香織の口数が多くなるのは、罪悪感の裏返しなのかもしれない。
「そう言えば、奈緒ちゃんだっけ? 良い人見つかったのかな?」
孝治が突然奈緒子のことを話題にしたので、香織は動揺してフォークを落としてしまった。
『どうかな? 最近連絡取ってないし、もう出来たんじゃないかな?』
香織は、とっさにウソをついてしまった。後ろめたさからの行動だが、香織は自分でも驚いていたし、自己嫌悪に陥っていた。

「そっか、会社の後輩で良いヤツがいるから、奈緒ちゃんにどうかなって思ってさ」
孝治はそんな説明をした。人の良い孝治は、色々と世話を焼くタイプだ。
『う、うん。じゃあ、聞いておくね』
香織は、口ごもりながら答えた。香織は、孝治のことをとても良い夫だと思っている。優しいし、仕事も出来る上に人望もある。ルックスはイケメンというほどではないかもしれないが、誠実そうな見た目だし、実際に誠実で真面目な性格だ。香織は、本当に幸せな結婚生活を送っていると自覚している。それだからこそ、余計に罪悪感を感じているようだ。

そして楽しい食事の時間は終わり、帰宅してそれぞれ風呂に入ると、寝室のベッドに潜り込んだ。こんな風に外食してデートを楽しんだ後、セックスをするのがありがちな流れのはずだが、孝治の方から夜のお誘いがかかることはほとんどない。昔から孝治はセックスには淡白で、せいぜい月に1回あればいい方だ。それが香織には唯一の不満だ。

香織は、今日の罪悪感を紛らわす意味もあるのか、孝治に抱きついてキスをした。孝治は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに香織のことを抱きしめて舌を絡ませていく。香織は、いつも以上に熱のこもったキスをしながら、罪悪感で胸が痛いと感じていた。そして、罪悪感を感じると同時に、伸也の人なつっこい笑顔と、真っ直ぐに見つめてくる瞳を思い出してしまった。
香織は、それを振り払うように夢中で孝治の舌を吸い、自らの舌を絡ませていった……。

「どうしたの? 今日は激しいんじゃない?」
孝治は、あれだけ激しいキスをされたのに、さして興奮した様子もなくそんな感想を言った。性欲がないのではないか? そんな風に思ってしまうほどの淡白さだ。
『だって、久しぶりのデートだったから……。今日は、疲れてる?』
香織は、わざと胸を押しつけるようにしながらそんな風に言って誘った。
「うん。ごめんね、今日はちょっと疲れてるかな。それに、明日もちょっと会社に行かないといけないし」
孝治は、あっさりと香織の誘いをはねつけた。
『えっ? そうなの? お休みなのに大変だね』
香織はそんな話は聞かされていなかったので、落胆してしまった。休みの日に、孝治と一緒に出かけたりゴロゴロしたりするのが香織の楽しみだ。それがあっさりと消えてしまい、香織は泣きそうな気持になっていた。そして、無性に抱いて欲しいという気持になっていた。

でも、孝治は香織に背を向けると、すぐに規則正しい寝息を立て始めてしまう。よほど疲れているのか、あっという間の出来事だ。香織は寂しいと思いながらも、こんなに疲れているのに外食に連れて行ってくれたんだと思うようにした。

香織は、目を閉じて少しでも早く眠りにつこうとした。でも、そう思えば思うほど眠れない。孝治とのキスで火がついた身体は、火照るばかりでおさまる気配もない。
香織は、背を向けて寝ている孝治を恨めしそうに見つめながら、一人悶々としていた。そして、そっとパジャマのズボンの中に手を差し込み、ショーツの上からクリトリスをまさぐり始めた。
(あなた、ごめんなさい)
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