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いつも僕を尻に敷いている姉さん女房が、元彼の前では牝だった(マガブロ 転載禁止)

『別に良いけど、それって、アンタに何の得があるんだよ?』
妻の香織が、怪訝そうな顔で言う。僕は、少し怒ったような彼女の口調に、いつものようにおどおどしてしまう。
『ハッキリ言えって。もごもご言ってたら、なにが言いたいのかわかんないだろ?』
香織は、イラついた口調で言う。眉間にしわが寄っていて、綺麗な顔が怖い顔になってしまっている。僕は、少し大きめの声で、
「香織ちゃんが、他の男の人とエッチするところを見たいだけです」
と、答えた。
『だから、そんなことして何の得があるんだよ?』
香織は、さらにイラついた顔で言う。僕は、ごめんなさいと言いながら、
「見てみたいから……」
と、言うのがやっとだった。

『まぁ、確かになんでも良いよとは言ったけど……。本当に、そんなことが望みなのか? 頑張って合格したのに、そんなことがご褒美なわけ?』
香織は、まったく理解出来ないという顔になっている。確かに、弁理士の資格を取るのには本当に苦労をした。働きながら勉強をするというのも、かなり大変だった。でも、合格したら何でも言うことを聞いてあげるという香織の声に背中を押され、なんとか頑張ることが出来た。

僕は、昔から気が弱く、ヨナっとしていると言われることが多い。妻の香織は、僕とはまったく逆で、強気な姉さん女房みたいな感じだ。

でも、そんな正反対の2人だからか、夫婦仲も良く、幸せに暮らしてきた。香織は、僕なんかと結婚してくれたことが信じられないと思うくらいにイイ女だと思う。
身長も170cm近くあり、スタイルも良い。胸もFカップあるそうで、街を一緒に歩くと、男性が目で香織を追うのをよく見かける。
それが、僕にとっては優越感だったのに、いつしか妻がイヤらしい目で見られることに興奮するようになってしまった。そして、それがエスカレートして、香織が他の男性に抱かれる姿を想像するようになっていった。

僕は、怒った口調の香織にビビりながらも、それがご褒美だと告げた。
『……わかった。心当たりはあるの?』
香織は、まだ釈然としない感じだ。でも、言ったことは守らないといけないと思っているのか、反論も文句もない。

僕は、心当たりはないと答えた。
『じゃあ、考えとく』
香織は、そんな風に言った。そして、忙しい日々が始まった。資格を取ったことで、研修や登録、会社でのポジションの変更などなど、本当に忙しい日々を送った。そして、3ヶ月ほど経ってある程度落ち着いた頃、
『例のアレ、明日になったから。13:00時になったら出発だから』
と、香織に言われた。僕は、まったく意味がわからず、なにが? と、聞いてしまった。
『だから、アレだよ。その……他の男とエッチするってヤツ』
香織は、モジモジしながら言う。いつも強気で少しがさつな彼女が、こんな弱々しい顔を見せるのは珍しい。僕は、そんな仕草にドキドキしながらも、話の内容にビックリしてしまっていた。

正直、すっかりと忘れていた。と言うよりも、本当に叶う話だとは思っていなかった。
「ほ、本当にするの?」
僕は、声を裏返しながら言った。
『ハァ? 哲平が言い出し事だろ? 今さらなに言ってんだよ』
香織は、少しむくれたように言う。僕は、慌てて謝りながら、相手は誰なのかと聞いた。
『そんなの……内緒だよ。明日のお楽しみだよ』
香織は、すねたように言う。僕は、わかったと答えながら、ひたすらドキドキしていた。明日、香織が他の男に抱かれる……。確かに、何度も想像したことだ。でも、それが実現しそうになっている今、僕は激しく動揺していた。

その夜、ベッドに入ると、僕は香織に抱きついた。明日のことが頭をちらつき、猛烈に彼女を抱きたくなってしまったみたいだ。
『なにしてんだよ。明日まで我慢しろよ。せっかくのご褒美なんだろ?』
香織は、そんな風に言って相手をしてくれない。あの話をしてから3ヶ月、考えてみれば一度もセックスをしていなかった。忙しかったのもあるが、あんな話をしてしまったことで、誘いづらくなっていた。

僕は、そんな風に言われて、すぐに手を引っ込めてしまった。香織は、僕に背を向けて寝始めた。すぐに寝息が聞こえてくる。でも、僕はなかなか寝付かれず、本当に明日するつもりなのだろうか? と、モヤモヤしっぱなしだった。

『ほら、起きろよ。もう、時間だぞ』
そんな声に目を覚ますと、もう12:00直前だった。僕は、慌ててベッドから抜け出し、準備を始める。香織は、すでに出かける準備をしていて、珍しくスカート姿だった。
いつも、パンツ姿の多い香織。でも、今日はスカート姿だ。ミニスカートではないが、長い足がなまめかしい。そして、メイクもいつもよりしっかりとしている感じがする。

僕は、他の男に抱かれるためにおしゃれをしている香織に、強い不安を感じてしまった。そして同時に、興奮がバカみたいに高まってしまった。

『なんで大っきくなってんだよ。想像してるんだろ? ド変態』
香織は、からかうように言うと、僕のペニスを握ってきた。ズボンの上から、軽く痛みを感じるほど強く握ってきた彼女……。僕は、思わずごめんなさいと謝った。すると、香織は手を離しながら、
『やめるなら、今だけど……どうする?』
と、少しだけ心配そうな顔で言ってきた。僕は、ほとんど迷うこともなく、続けて欲しいと言った。
『ハァ……。アンタって、そういうところは意志強いんだよな……』
香織は、あきれたように言いながら、薄く笑った。そして、家を出ると、香織は黙って歩き続ける。後を追う僕。すると、大通りに停まっているワンボックスに近づいていく。
僕は、タクシー? と、思いながら後を追う。すると、車の運転席から男性が降りてきた。おそらく、30歳前後の、ごつい体型の男性だ。なんとなく、肉体労働をしている感じの雰囲気だ。

「おっ、久しぶり! 全然変わってないんだな」
男性は、笑顔で香織に話しかける。香織は、
『アンタもね。相変わらず、暑苦しい身体してるんだ』
と、小馬鹿にしたような口調で言う。でも、男性は力こぶを作りながら、楽しそうに笑っている。僕は、誰だこれ? と、思いながら会釈をする。

「旦那さん? こんにちは」
男性は、少し驚いたような顔をして僕を見る。僕は、こんにちはと言いながら、香織を見た。
『そう。旦那だよ。今日は、変なお願いして悪いね』
香織は、男性にそんな風に話しかける。
「いや、ビックリしたよ。て言うか、本当なのか? まだ信じられないんだけど」
彼は、そんな風に言っている。僕は、この人が香織の相手で、けっこう仲の良い知り合いなんだなと理解した。
『私もビックリだよ。哲平、本当にするのか?』
香織は、軽く眉間にシワを寄せながら聞いてくる。僕は、緊張で言葉が出せず、黙ってうなずく。

『ハァ……。だってさ』
香織は、あきれたように彼に言う。すると、彼は僕の方を見て、
「旦那さん、よろしく。今村です」
と、自己紹介をしてきた。そして、握手を求めてくる。僕は、握手する習慣なんてないけど、勢いに押されて握手をした。僕は、この人と香織がこの後セックスをするんだ……と、思うと、心臓がおかしな程ドキドキしてしまう。嫉妬、心配、焦り、興奮、そんなものが、ぐるぐると頭の中を駆け回る。

『じゃあ、行こうか。さっさと終わらせて、掃除や洗濯しないと』
香織は、あまり興味がないという顔で言う。でも、一緒に暮らしている僕には、香織が緊張していることがわかる。

「じゃあ、乗って乗って! ちゃんと掃除して綺麗にしてあるから」
彼は、そんな風に言う。そして、車に乗り込む。香織が助手席で、僕が後部座席だ。僕は、早速疎外感を感じながら、二人の会話を聞く。
『どこ向かってる?』
ぶっきらぼうに聞く香織。
「俺んち」
短く答える今村さん。
『え? 嫁さんは?』
ビックリした感じの香織。
「アレ? 言わなかったっけ? 別れたよ」
運転しながら淡々と話す彼。
『へぇ。どうせ浮気したんだろ?』
からかうように言う香織。
「まぁ、そんな感じ」
『浮気性は直んないんだな』
香織は、楽しそうに言う。二人の関係はなんだろう? 僕は、すごく親密な感じの二人に、疑念がわいてくる。そして、二人は近況を話したり、昔の話題を話したりしながら楽しそうにしている。僕は、ますます疎外感を感じながらも、今村さんのことを観察していた。

Tシャツ姿の彼は、かなり太い腕をしている。そして、顔はかなり濃いめの顔だ。色男という感じではないが、なんというかモテそうな雰囲気のあるルックスだ。僕とは、対極にいるような感じの男性に感じる。

そして、車が駐車場に停まった。
「着いたぞ。で、旦那さんはどうするの? まさか、見学する感じ?」
今村さんは、戸惑った感じだ。香織は、振り返って僕を見る。
『見学するつもりなんだろ?』
香織は、僕の心を見透かすように言う。僕は、黙ってうなずいた。
「マジか……。なんか、緊張しちゃうな」
今村さんは、少し弱気な顔で言う。いかついルックスとの対比で、妙に可愛らしく見えてしまう。これが、ギャップ萌えと言うヤツなのかな? と、思いながらも、僕は車を降りた。そして、15階建てくらいのマンションの彼の部屋に移動する。オートロックで、エントランスもそれなりに綺麗だ。分譲? 賃貸? 見た感じ、分譲っぽい。
『良いとこ住んでんじゃん』
香織が、そんな風に言う。
「35年ローンだよ。一人暮らしには無駄にデカいけどな」
今村さんは、そんな風に言う。
『再婚すれば良いだろ? どうせ、もう彼女いるんだろ?』
香織は、そんな風に言う。
「いや、今はいないな。なんか、疲れちゃったし」
彼は、そんな風に答える。離婚は、色々と大変なんだろうなと思う。

そして、部屋に入る。ものが少なくてシンプルな部屋だ。でも、掃除は行き届いているように見える。
『へぇ、綺麗にしてるじゃん。昔から、マメだったもんな』
香織は、ソファに座りながら言う。でも、やっぱり緊張しているのが伝わってくる。
「じゃあ、どうする? シャワー使う?」
彼は、すぐにそんなことを言い始めた。
『別に良いよ。じゃあ、ベッド行こっか』
香織は、淡々と言う。そして、移動が始まる。僕は、急展開に気持ちが追いつかない。
『先に入って準備してるから、ちょっと待って』
香織は、そんなことを言って寝室に入っていった。ドアの前で待つ僕と今村さん。
「……マジで良いの? 後悔するんじゃないの?」
彼は、心配そうに質問してくる。僕は、確かに言うとおりだなと思いながらも、平気ですと答える。
「……香織のこと、愛してる?」
彼は、少し聞きづらそうに質問してくる。僕は、即答で愛してますと答えた。
「そっか……。大事にしてやってな」
彼は、そんな風に言う。すると、寝室から香織の声が響く。

すぐに今村さんが先に寝室に入っていく。部屋の中は薄暗く、間接照明だけだ。香織は、布団から顔だけ出している。そして、ベッドの横には、彼女の脱いだ服が雑におかれている。ブラやショーツ……。それを見て、僕は心臓が鷲づかみにされたような気持ちになった。

「相変わらず雑だな。男かよ」
今村さんはそんなことを言いながら、香織が脱いだ服をたたんでいく。
『そ、そんなの良いから。早く終わらせろって』
香織は、恥ずかしそうに言う。このやりとりを見て、僕は二人が昔付き合っていたんだろうなと確信した。
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この春、仕事で大阪に出張した時、娘に電話すると、「夕食を食べてって」と言われたので、私はワインを2本買って娘のマンションに行きました。

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